偶然、元後輩と遭遇した。まさにバッタリってヤツ。
元後輩というのは、会社を辞めたっていうアレ。
驚き半分、気まずさ半分的な感じで、首で挨拶する元後輩。
久しぶりだな~元気だったのか?的な薄っぺらい会話をあーだこーだと数分続けてアディオス。
「まだプーっすよ」のセリフが黄色い物体を一瞬想像させたのち、元後輩の背中に哀愁をプラスしていた。
赤い服を着ていない、黒いパーカーのプーさんは帰っていった。
黒プー元後輩とは違う職場だったが、わりと話すほうで、何度か酒を飲んだりもした。
何となく、辞める原因についても相談されていた。
が、後輩に元が付いたということは、まあ、力及ばずってな感じなのかもしれない。
少しだけ気にしていた。少しだけ。いや、正直忘れかけてたけど。少しだけは。
結局のところ、縄張り人間関係ってヤツ。
何をするにも、生きていく上で関わる問題ってヤツ。ストレスがアレして、ギブアップてな感じ。
どちらが悪いとか、そんなの捉え方次第。
お互い自己防衛的に相手の非を言い合うわけで、片方の意見しか聞いてなければ、原因は相手となるわけで。
両方聞いたとしても、個々の判断基準がアレして難解となるわけで。
ズバリは両方に原因有。大概そんな感じ。っていう個人的見解。
もう何度も見て聞いてきたが、年配の人達にありがちな、“言われたことしかやらない”主張と。
毎年のように言われる最近の若者はうんぬんで象徴される、“教わってない”主張。
年配者にしてみれば、“努力しない”とか、“応用力がない”とか。
若者にしてみれば、“教えてくれない”とか、“無茶なこと言う”とか。
お互いの言い分わかるけど、お互いに受け入れるというか、寄り添うというか、そういうアレがない感じ。
お互いに、どうすれば?ってな真剣さの問題かな~とか思ってみたり。
いい加減さ、社会人とは的に切り替えて臨むとか、今という世の中に、少しでも適応しようと受け入れ方を変えてみるとか。
お互いに何かはできるとは思うんだけどね。思うだけだけどね。いつもね。
ただ、必ずとは言えないかもしれないけど、自分の経験上、解決策として早いのは、若者側が先に変化するしかないと思う。
というか、若者の方にしか変化を期待できないというのが本音。年配の方は、たぶん無理なんだと思う。少なくとも知っている年配者には居ない。
根本的に教えてもらって当り前概念を捨てるしかなく、全ての事を最初から頼ろうとしないというか、やるべきことを考えるというか、そんな切り替えがポイントかと。
“教えてくれない”ではなく、“少し調べてみるかな”とか“少し考えてみようかな”的な考えへのシフトが必要かと。
それでもわからない場合は、素直に聞くしかないけど、一度聞いたことは…てのがオプションで必要となる。
当然言うのは簡単で、できりゃ苦労しねーよと吐き捨てるよう言われてもしかたないのだが。
ただ、そういった努力や変化が、そしてその積み重ねが、意外と堅物な相手には有効だと。そう、経験という履歴がもの申しております。
意外と見てるんだよね。何気にね。気にしてんのかね。素直じゃないよね。
ストレスは発散も大事だけど、まずは溜めない手段を見つけるのがもっと大事かと。
あまり気にし過ぎないというのも、ある意味ポイントかもね。
とか、偉そうに今更言っても後輩は辞めたという事実。
どうでもいいーし。
この切り替えがアレ。
ですね。