昔の人達のセンスと言える言葉がある。言葉達がある。ことわざがある。
でもそれは、現代と違う言い回しだからこそのモノで、実際は大した事を言っていないのではないのか。
昔の言葉というだけで、昔風の言い方なだけで、実はなんら価値などないのではないか。
ただ単に古い言い方だけではないのか。それだけではないのか。
そう多感期な中学時代に友人と無駄にアツく語り合っていたというイタイ思い出がある。
突然ではあるが、当時アツく語っていた内容を、覚えている限りの内容を、今と言う状態に変換させてお伝えしたいと思う。
皆さんも中学時代に戻ったつもりでついてきて欲しい。読んで欲しい。考えてみて欲しい。
もちろん、制服というコスプレをしても結構だ。記念に写真を投稿して欲しい。ただし、僕に不快な思いをさせないという優しさフィルターを通してから決断して欲しい。気をつけろ!!
ゴホン・・・
腹が減っては戦はできぬ
こんなことわざがある。有名なことわざなので知っていると思うが、意味と言えばそのままであり、腹が減っては良い働きはできないぞという内容だ。内容のはずだ。
つまり僕に言わせればだ
飯食わねーと仕事やれねーし
(嫌な奴・・・)
という事と同じであり、生意気なクソ野郎の言葉だと言える。意味は同じはずだ。なのになんだこの違いは。
つまり、言い方次第でどうともなるということだ。全く当たり前なのだが改めてそう思う。
もっと言えば、言い方さえ気を付ければ、クソ野郎的な内容でも成り立つというわけだ。
昔風な言い方にさえすれば、クソ野郎の言葉もアレ?ことわざかな?と思わせれるというわけだ。そうなれば正にマジックである。
例えばこんな時
眠くて眠くて会社に行きたくないと誰もが思うであろうこの時、会社にこう伝えればいいのかもしれない。
頭が冴えねば戦はできぬ
(カッチョイイ)
うん。いけるかもしれない。なんとなくだが、否定しきれない感がある。
正直、こんな電話を受けたら、間違いなく一瞬ひるんでしまうはずだ。
となれば、もっとさらにこう付け足して伝えればダメ押しできるかもしれない。
冴えるまで寝て待て
(素敵‼)
イケる!イケるはずだ。間違いない。んなわけはない!!
僕は思った。
何故に中学時代はこんなどうでも良いことを考えつくのであろうか。当然上記の言葉で会社の部分は学校がデフォルトだ。
僕はそれほどまでに学校に行きたくなかったのだろうか、休みたかったのだろうか。友人もそう思っていたのだろうか。
何故ただ休むと言えなかったのだろうか。言いたくなかったのだろうか。ことわざ風でイケると思えたのだろうか。
今ではもう分からない。分かるわけがない。分かりたくもない。
大人になった僕が、この流れで言えることはただ一つ
知らぬが仏
ということであろう。
きっとあの頃の僕ならたぶん
若さを憎んで自分を憎まず
とか言いそうだ。
とまぁ~こんな感じで書いてますが、ここまで飽きもせず読んでいる方がもし居るのであれば、皆さんも中々だと思いますけどね・・・
類は友を呼ぶ
ですね。←伝家の宝刀