今はネットの時代。欲しいモノもネットですぐ見つかり、クリック数回で翌日には届いてしまう時代。
まぁ便利ですよね。
スーパーに行っても、セルフレジがあったり、ガソリン入れにスタンド行ってもセルフ給油だったり、まだまだ全てではないけど、考えてみると店員と、人と、ふれ合わない環境になりつつある。気がする。
今後AIがレジなんかをやるような時代になるのだろうか。
そんな中で、まだ馴染みがあって、人と、店員と、ふれ合うと言えばコンビニではないだろうか。
居酒屋とか、ファミレスとか、飲食関係はまだまだ店員さんとのふれ合いはあるけども、誰もが行ける一番身近なとこと言えば、やはりコンビニではないだろうか。
そんなコンビニの店員を猛烈に非難している声を聞いた。発信者は女子高生。
僕が相も変わらず、近隣のスーパーで食材をあさっていた時だった。
「マジ、奴やばくね?」
「お前何様だっつうの!つか見た顔?はぁ?だし」
割と声が大きかったので後ろを通っていたとしても聞こえてきた。正に激おこである←
話をまとめると、どうもコンビニの店員の態度が気に入らないというのだ。何だか尋常じゃない怒りだった為、興味が・・・。はい、行くことにした。
再三にわたり、コンビニ名を連呼していたのですぐわかった。ブルーが素敵なアンダーソンみたいな名前のコンビニに到着。すぐさま入店して理解した。こいつだなと。
ターゲットは大学生かフリーターと思われる男性。20代前半?かな。風貌から運動はやってないと思われるマショマロボディ風。
風と言っても、それほどデカいわけではなく、分かりづらいかもしれないが、個人的な主観MAXで言わせて頂くとコデブだ。コンビニに居るマショマロ風のデブという意味で略したわけではなく、デブほどデブじゃないという意味でのコデブだ。シンプルだ。ただ、一部の世の中ではこれを悪口というらしい。だから、コブと呼ぶことにする。
このコブ、恐らく本人は悪気がない。若干自分は仕事できるぜ的な雰囲気を醸し出しているだけなのだ。そんな自分に酔っているだけなのだ。と思われる。
テキパキ感を表現する無駄にカクカクした動き。クールぶった不愛想な話し方。誤解を生みやすい可哀そうな子。それがコブ。コブなんだ。ちょっとナルシシズムなんだと思う。
見てて一番ダメだなと思うのは、聞き方というか話し方。文字にすればちゃんと敬語を話していることになるのだが、アクセントなのかトーンなのか、簡単に言えば感じが悪い。愛想がない。クソ野郎なわけだ。クソ野郎は一部の世の中で悪口と言われているらしい。なのでクヤウと略してみる。きっと二度と遣わない。いや絶対にだ。
とにかくだ。見てて単にもったいないと感じた。それが分からないからこのザマなのだろうが。
仕事ができる風なのだ結局。自分の思う、コブ自体が思う仕事ができるを演じているだけなんだ。それが間違っているのに。間違っていることに気づけないだけなんだ。本当に可哀そうな子なんだと思う。
恐らく、いかに早くレジを済ますとか、袋詰めするとか、処理優先なんだと思う。もちろん大事なことだ。それが遅いとトラブルにもなるからだ。しかし、なのだ。それだけでは結局なんだと思う。対人を度外視してるのだ。
偉そうに言っているが僕は接客の経験はない。過去、現在、そして未来もないであろう接客。計り知れない苦労があると思う。僕にはできないと思う。できない僕に言われたくはないだろうが、こんな僕でもコブはダメだと思う。
あれが成り立つのは個人でする仕事の時だ。在庫管理とか裏でする仕事のやり方だと感じた。決して接客ではないと。
別に客が神様だとは言わない。態度の悪い客だっているわけだし、腹の立つこともあるだろう。でも、自らその関係性を悪化させるような態度は良くないと思う。ただ、それに気づけていないのが問題なのだ。
十分観察したので、最後にコブのレジに向かい支払いをした。
結論から言うとイラっとした。してしまった。あと数分一緒に居たらキレそうになると本気で思った。僕をキレさせたら大したもんですよ。何て絶対言えないと思った。
そんなに何がとこれを読んでる人は思うだろう。考えるだろう。いや実際会ったらかなりの確率で声のボリューム上がるからね。苛立ちとか言ってられないからね。と思うんだけどね。
思い出すだけで・・・中々だね。
終始真顔で俺イケてるだろう風の顔が、無駄に軽く左上を見上げるように傾けてる顔が、時折それほど邪魔してないはずの前髪を親指で軽くなでるようにする仕草が、乳首の目立つポロシャツが、コデブが、もうキーーーーーってなる。
やはり女子高生の言う通り。時代の最先端といわれる女子高生の感性は確かだと。トレンドの目は確かなんだと。改めて理解した。
あっ、えっと、おしまい。これといったオチもない。
そんな日。
そう・・・
損な日。
ですね。