僕はお酒を飲みます。僕の周りからすると、弱くはない方です。
宅飲みなんてなものが、流行りであったりしますが、僕はもっぱら反対語となる街飲みというべきか外飲みです。宅飲みを全くしないわけではないですが、どちらが多いかとなればです。はい。
最近は、時期が時期ですので、年末恒例行事のように、様々な方が誘って下さるので少なくとも3名以上で食事という中でのお酒を頂くという機会が多いわけです。
それが1次会として、2次会以降は1人という場合もあります。もちろん、2次会どころか3次会まで数名で続く場合もあれば、最初から1人という場合もあります。はい。
そんな中で何で?てことがあります。多々あります。これでもかとあります。お酒を飲むと。
1人でお店に入れば必然的にカウンターとなります。特に行きつけとなれば尚更でしょう。お店の店員さんとトークで飲む。よくある風景だと思います。
そんな中で、行きつけとして利用している者同士が顔馴染みとなってトークする。これも良くある風景でしょう。常連同士という謎の絆という連帯感があるわけです。
その会話は所詮酔っ払いの会話です。有って無いようなものです。誰得でもない会話です。
「ここら辺に住んでるのかい?」
「地元なのかい?」
「出身はどこなんだい?」
「仕事は?」
などなど個人情報うんぬんのこの時代に平気でこんな質問をジジイ常連がしてきます。とはいえ、されたところで僕としても嫌ではありません。知らない者同士が少しでも仲良くしようという、酔っ払いの気遣いだからです。まともに答える必要性もないですし、答えたところで覚えてるとも思えませんしね。
ここまでは良くある質問。正に先程から何度か表現している良くある風景なのです。
問題はここからなのです。一歩踏み込んだ話をしようと思うのか何なのか。こんな質問をされたことがあります。唐突に。
「なんか性癖ある?」
(正気ですか?)
いくら酔ったからといって何故見知らぬお前なんぞに話さなければならないのかと。つか、そもそもねーし。ノーマルだし。どちらかと言えば攻めだけど。とかいらねーし。
仮に何か答えたとしてお前は一体どうさばく気なんだと。まさかお前自身がどえらいのあるんじゃないのかと。えげつねぇーの持ってんじゃないのかと。そなワクワクが止まりません。んなわけはない。
まぁ、とは言え、僕もお酒を飲んでいるわけですから、それなりに笑顔で流しつつかわしつつ楽しく飲んでますよ。えぇ。どんな質問するんですか~とか言いながら。あぁ~だりぃ。はい。
正直、相手はどう見ても人生のパイセンですんでね。ヘタこけないわけですよ。男として、体育会系に所属していた者として、暗黙の縦社会感覚がそうさせるわけです。たまたま早く生まれただけだろうに。男の世界はそういうものなのです。何かに属するとはそういうことなのです。僕所属男なのです。はい。
ですんで、はい酔えないんです。ほろ酔いとかしてても興ざめですよ【きょうざめ】ね。てっきり【ぎょうざめ】かと思ってましたけども、まさかの【きょうざめ】興ざめ興醒めなんですシツコイですね。
これはまだカワイイやつでしてね。もっとたちが悪いのは絡んでくるヤツね。不意打ちで突然見知らぬヤツからの絡みね。もうあるあるね。テンション一緒ならいいけど、確実に先行してんでね酔いがね。追いつけねーし。つかそもそも追わねーし。みたいなテンションのヤツね。ザ・迷惑ね。
よくあることと言えばそうなんだけど。これのパターンで一番困るのが対女性の場合ね。ジジイ男性のパイセンならまだね。中には強面からのドスの効いた絡みもあるんですけど、そこは意外と僕経験上大丈夫というか、何とかなるんですよ。好かれちゃうんですよ。バカにしてるのにおかしいね。
ですがこれが女性となると本当にたち悪いッス。何なら勃ち悪いッスでしょうね正にね。そもそもそんな感情にもならない程の絡みですよ。マジ怖いわけです。いやほんとに。
何がってまず飲むしかないんですよ。やれ飲め、コレ飲め、私の酒が飲めないのかと。よくあるおっさんの絡みをオマージュしてんのかやべー奴化してるわけです。姐さん呼びですよ必然的にいやほんと。
もうね、へたに酒に強いから尚たちが悪いわけです女性の場合ね。飲めない人は基本絡んできませんからね。盛り上がったとしても、来ないでしょわざわざ野郎のとこに。ね?完全に鬼メンタルですよ。いやもうある意味鬼そのものだね。赤鬼ですよ顔真っ赤ですよ。僕の金棒小枝ですよ。そうなっちゃうでしょうがってうるせーよ。
こうなっちゃったらもう僕はお手上げです。一応笑顔でかわしますけどね。飲みますし、話しますし、笑わせますし、なんてな具合です。酔っ払いは基本なんでも笑うわけですし。僕も含めてね。何面白いの?みたいなね。単に箸が落ちただけとか、何かが倒れたとかで十分お腹いっぱいに笑えます。ごっちゃんです。はい。
そんなこんなで体力消耗ですよ。お互いにね。静かになったらチャンスですよ。ダッシュですよ。会計済まして遠くへですよ。逃亡ですよ。何故僕が逃げなければですけど逃げるわけです。正に何で?でしょうけどね。
う~ん・・・
だったよって教えてもらいます。
(アチョーーー)
お客さんと居なかったらほぼです。はい。いや、正確にはほぼらしいです。はい。記憶が・・・です。はい。
いや何で?
皆さんもご注意ください。
ですね。