ですね。note

思った事を書くノート。そんなブログ。

もしも、たら、れば

f:id:odanoura:20201029224228j:plain

 

ヒーロー


外してもいいって思えてたら、思いっ切り蹴れてたら、あのPKは決めていた。決めれていた。


そしたら僕が・・・だったな。


未だに夢にみるときがある。


小学の話なのに。気にするんだな未だに。戻れもしないのに。

 

二人乗り


「何で乗せなきゃなんねんだよ」


「ちょっと!そんな言い方かわいそうじゃん!〇〇に謝りなよ!」


大好きだったあの子から自転車の後ろに乗せてとか急過ぎじゃん。


友達伝いとか余計ハズイんだよ。


でも・・・


乗せてたら付き合ったのかな。付き合ってたのかな。


あいつとじゃなくて僕と。


中1の僕と。

 

終わりの始まり


「いい加減にしろやゴルァ!」


「何!?」


胸ぐら掴むとこだった。


母親の。


一線越えてたらおしまいだったな。何にあんなに腹が立ってたのかな?


でもあの日から今の今まで、一度もうまく話せてないかもな。


2時間以上居れねーのよ。雰囲気に押しつぶされそうで。変な親子だよな。


ちゃんと話せないだろうな。一生。分かるんだよな、なんとなく。


そんな人生を歩んでいます。


中学2年からずーと。

 

ナイト気取り


「おい!何俺の女にちょっかいかけてんだ?あぁ?調子のんなよゴルァ!」


「何してんの!?何でそうなの?何ですぐそういうことするの?」


ナンパしてきた2人組にお仕置きをしたら、いとこだってさ。


カッコイイって、強いって、男って、何だと思ってたのかなって、聞いてみたくなるよ。


あの日の僕に。必死だった僕に。


高2の僕に。

 

おねだり


「じゃあ、ありがとうね」


待ってって言えてたら、嫌だよって言えてたら、違う世界になれたのかな。違う世界の2人になれてたのかな。


でも、彼女にとってそれは良い事になるのかな。今の思い出より、良かったことになってたのかな。


結局、相手のことばっか。


どう思われるかより、どう思ってるかだろ?


それは分かるけど。きっとそれを発動する時じゃなかったんだと。間違ってなかったんだよって。


言って欲しくてコレ書いてます。


よく頑張ったねって。

 

強がり


「え?俺そういう記念日とかイベントとか興味ねーし」


言わなかったら・・・もっと居れたのかな~


クリスマスって、サンタって、な?


な?


どうでもいいよな?


な?

 

ラジオネーム:高1の眼鏡


「おい!それで誰刺す気なんだ?」


「じ・・・自分です!どうせ嫌われてるなら‼」


「アホかっ!」


カッターごときで死のうなんてさ、つか、お前今生きてるよな?同じことしてねーよな?


まっもういいけど。少しは長生きに貢献しただろ俺様はよ。


もし聞こえるなら、言うことが聞こえるなら、まだ生きてろよ。俺様の関わった命を・・・頼むよ。


知んねーけど別に。

 

僕より何倍も強い人


「お前いじめられてただろ?俺分かるのよ、いじめっ子だからよ」


「うん、小学5年から・・・」


「マジかよ・・・お前・・・。つか、さっきのアレよ、嫌なら嫌とか言えよ。言わねーからアイツやめねんだぞ。俺言ってやろうか?俺の言う事ならアイツも聞くしよ。」


「大丈夫。無視されるより全然平気だから」


「・・・・・・」


「心配しくれてありがとう。Sくんはいじめっ子じゃないと思うよ。優しいし。たまに凄く怖いけど」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「ごめん、怒った?す・・・」


「今日からお前俺の仲間な。アイツにそう言えよ。いいな。」


「えっ・・・無理だよ。言えないよ」


「週末、アイツとお前ん家行くからよ。お菓子用意しとけよ。そしたら仲間だろ」


「急に無理だよ。」


「うるせぇー行くからな。居なかったら家燃やすからな」


「そんな~・・・」

 

すんげーお菓子出てきたっけな。母親緊張してたな。どう見えてたのかな俺達って。家までいじめに来た人だったのかな(笑)


逆だったら・・・とか思うとゾッとする。そのゾッとをどれだけ越えたんだろうな。越えて来たんだろうな。


つか、何でアイツにだけ年賀状出すんかな?俺に来ないんだけど(笑)


元気にしてっかな。


とか思ってさ。


もしもの話。たらればの話。


考えたって減るもんじゃねーよな


ですね。