ですね。note

思った事を書くノート。そんなブログ。

だから男女の友情ってのは

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わりとずーと残ってたことがあった。もちろん本人にも訊いてはみたけどちゃんと話せてはいない。照れくさいしね。


そんなことが僕の中にあった。


いい機会だから訊いてみた。何か答えてくれそうだから。その子っぽいからかもしれないけど。


いやその子以上にはっきり言ってくれそうだったから・・・


あの日のことを

 

 

仲のいい仲間って言える男女が居た。そうこんな僕でも(笑)


その中の1人が失恋した。振られたならまだしも振ったらしい。集まるのに十分な理由だった。


その子はずーと元彼氏の悪口を面白おかしく話してた。必ず最後に大丈夫だと思ったんだけどな~と付け足しながら。


僕が思うにダメンズだった。色々と。その子も妙にしっかりしてるからカバーするというかもうお母さんみたいだった。世話をしていたと言った方がいいかもしれない。そんな感じだった。ダメな子供を育てる母親だった。


子供は所詮子供だった。親の気持ちなど知らず好き勝手した。そういう理由だった。それを自分のせいだというその子をみんなが慰めていた。

 

「しょうがないじゃん好きなんだから」


叫ぶようになったのでカラオケに移動となった。マイクで叫べそんな感じだった。


みんな普通に明るい歌を歌った。少しでもバラードなど歌うとその子からクレームが入り強制終了された。


金曜ではあったが、みんなそれぞれの予定があると帰りだした。最後その子と僕ともう1人の女子と3人になった。

 

「じゃあ最後歌います!」


その子が宣言すると同時くらいに、もう1人の女子が彼氏が迎えに来たんでと席をたった。2人になった。


「おいお前さ~」


僕が叫ぶとサラリーマンみたいに片手ですまんポーズを舌を出しながらその子はした。画面には名曲と言って良い伝説の女性バンドのMが表示された。


「もう2度とコレ歌わないから」


決意に似たその言葉に僕は何か覚悟を感じた。その子は見事歌い上げた。僕という1人の観客のために。いや間違いなく自分のために。全てを振り切るために。


決してアンコールしてはいけないLIVEは終了した。


「よし、帰るか。当然お支払いしますのでご安心を」


そんな言葉など聞こえてないのか、その子は言ったんだ。いや言いやがったんだよ。

 

「ハグしていいかな?」


えっ?何?えっ?


「ちょっとだけで、1分でいいから」


戸惑う僕をフォローしてるつもりか続けてそう言った。真剣な顔だった。少しうつむいていた。


その子の限界を見た気がした。あんな強がっていたその子の。見てはいけないその子の。


「ちょっとだけだからな」


そう答えた。いや答えるしかなかった。言わされたのかもしれない。


「じゃあ行きます!」


そんな言葉でわりと速足で迫ってきた。親方の胸を借りる力士。そんな感じだった。柔らかなぶつかり稽古だった。


すぐ分かった。その子は泣いていた。声を殺して。小刻みに震えるその子を僕は見ていられなく上を見上げていた。


今腕を回したら、その子に触れたら、取り返しがつかないことになる。そんな気がした。それくらいその子からは愛おしさが湧き出ていたかもしれない。その子の悔しさにシンクロすれば尚更。

 

「よし!ありがとう」


1分かどうかなどどうでも良かった。もしももう少し長かったら僕はどうなったんだろう。今でもそう思う事がある。僕は恐らく気持ちが揺らいでいた。その子を友達として好きだった。その感情に何か変化が起きてしまうんじゃないか。なんとも言えない感じな気がしていた。


上手く言えないけど、妹のような感じなのかもしれない。一線を越えない愛情みたいな。分からないけど。


一応僕には性欲もある。女性が好きだという気持ちもある。でも、弱ってるところを狙うというのは僕の美学的に許せなかったというのもある。もしかしたらその方が強かったかもしれない。


とにかく、1分のぶつかり稽古を終え、僕らはそれぞれの家に帰った。


その当時僕には彼女が居た。過去形なのでもう別れているのだけど。その彼女にはこのぶつかり稽古は内緒にした。言わない優しさってヤツ。そう自分に言い聞かせてた。


それから数年してその子とこの話題を話したことがある。


のだけど


「あそこでぎゅっとしてくれてたら惚れてやったのにさ~」


「するかよ!お前の頭皮のニオイやばかったからなそれで逃避よ」


こんな関係なので話せてない。


少なくても僕は心が動きかけていたとはいえ、友としてのその子への思いが勝っていた。その子もそうであって欲しいそんな気持ちがあった。そうであって欲しいと。


この経験から僕は男女の友情はないと思った。同性間と同じになるわけないと。ただ、同性間に近いものはあると、僕とその子のように。それを男女間の、異性間の友情と呼ぶのかもしれないと。その思いでブログにもした。

 

ちょいと古いけどね

www.desunenote.com

 

とは言え、実際女性側からはどう思うのだろうか、そう思って訊いてみた。だから冒頭の言葉になるんだ


いい機会だから訊いてみた。何か答えてくれそうだから。その子っぽいからかもしれないけど。


いやその子以上にはっきり言ってくれそうだったから・・・

 

正直ちょっと泣いた(笑)泣かされたわ。思っている以上の内容だった。そうであって欲しいと強く思えた。同時にまたあの当時のその子の思いにシンクロしてしまった。別れを選ばなければならなかったという思いに。


だから泣いた(笑)


答えてもらう以上変な先入観を持って欲しくなかったので、僕の感情は一切伝えなかった。普通に出来事からどう思うのかそれが知りたかった。


僕は正解だったのかとか。僕はその当時の彼女への裏切りだったのかなとか。今更だけどね(笑)


男ってバカのくせに引きづるよね。バカだから理解できないんだろうな。


とにかく聞いて欲しいんだ。声もいいんだよな。どうぞ

 

Radiotalk

 

こまきさんのラジオ

radiotalk.jp


こまきさんありがとうございました。こまきさんは今年入籍されたということでラブラブ全開の中、しょうもない質問にわりと真剣に答えて下さってありがとうございました。わりと(笑)


良ければこれからも宜しくお願いしますね。


さて、ここからが本番だな(笑)


皆さんももし何かあれば教えて下さい。Sさんに教えてだなコレな(笑)


ただ、もう気分いいのでどうでもいいけどね←


ですね。