優しくされたい。優しい人でありたい。優しい人が好き。とか。
優しいって、優しさって、一体何なんだろう…
優しさというものに対して、以前記事にした通り、どんなに相手を想っていようが、どんなに周りの人が優しいと言おうが、された当人が『優しい』と感じなければ、それは優しさにはならない。そういう考えでいた。過去形ではなく今もそう思っているわけだけど。だけど。
じゃあ僕自身、どんなことをされたらこの『優しい』と思うのか、『優しさ』と感じるのかって漠然と考えて沼落ちした。
というのも、意外？に僕は相手からの行為に対して『優しい』と捉えていないようだからだ。いや、当たり前だとかそういう捉え方をしているわけでなく、感謝したり、嬉しいとか、助かったとか色々な感情が沸き起こるのだけど、だけど…うーん。
気が利く人だとか、頼りになる人だとか、それこそ凄く良い人みたいな言葉で表して感じているみたいだ。みたいなんですよ。 僕は他人を優しい人と想ったことがないということなのだろうか。いや、そんなわけないのだけど。
そもそもどういった行為を優しいと感じるのかって考えてみた。困った時に助けてくれるとか？手を差し伸べてくれるとか？そんなニュアンスのことだと思うのだけど。違うかな？
そう思えば、僕への相手からの行為も優しいに属することだと思うのだけど、それよりも違う捉え方を僕はしてしまう。優しいという言葉をあまり遣いたがらないのかもしれない。無意識に。何故か。うーん。
なのに、驚いたことに、第三者に対しての行為に関しては優しいとか優しさと感じることに気づいたんです。優しいという言葉を遣って表現してるんです。誰々が誰々にした行為は優しいとか、誰々は優しい人だとか。何なんだろう。何故僕はこんな言葉の遣い分けをしているんだろう。してしまうんだろう。僕は好かれていると思いたいのかな？願望？
好き同士というか所謂付き合っている相手であれば、優しいと思われる行為は全て好きが関与しているものだと感じている。好きだから…そう全て言い表せるような気がする。好きだからこそ、相手を助けたり、手を差し伸べたりする。
だから、付き合っていない相手に、好きという感情がない相手に、同様のことができる人こそ、優しいとカテゴライズされる人なんだと思う。そう僕は思う。思うんだけど。
この考えで言えば、僕が相手に優しいと感じないのは、受け止めようとしないのは、好き故の行為と捉えたいとどこかで思っているということなのだろうか。嫌われてると思いたくないのは分かるけども。必ずしも、それこそ、ほんとんどの場合、助けてくれるのは同性が多いはず。今までもそうだったはず。異性愛者の僕としてはそこに好きを感じたいと思えるわけがないのだけど。
付き合う条件というか好きな相手のタイプに優しい人というのは、もしかしたら、ある意味ナンセンスなのかもしれない。だって好きなら優しいと思われる行為をするのは当然なんだから。とか。
となると、優しい人が好きというのは、他人に対して同様なことができるような心が優しい人が好きということになる。そういう人を好きだというのであれば、何も問題はないのだけど。大概は自分に対しての接し方のことを言っているような気がするんだけど。違うかな？
優しいって、優しさって一体何なんだろう…
優しいような行為は恋愛対象者に対して行うけど、それはある意味当たり前と言える行動であって、真の優しいとは、恋愛対象じゃない相手に同等の行為を行うことなんじゃないのか。とか。
誰にでも優しいなんて言われる人こそ本当の優しい人なんだろうなと。好きという対象者のみに行う行為は優しさのようで優しさじゃない。好きの行為の一部なのかもしれないとか。そんなこと考えてたら、どんどん抜け出せないんですけど。
何故僕は、僕自身に対して行われる行為を優しいという捉え方をしないのか。この問題がそもそも解決していない。いないどころか解決させようともしていない。もう優しさそのもの以前に、何故こんなことを考えてしまうのか、考えようとした僕は一体何なのか、何一つ分からないのだから。
優しいって、優しさって、一体なんなんだろう。フラストレーション溜まるってんの。
気になり過ぎてどうにかなりそうだ。考えれば考えるほど、遠のいているのかもとか。真相に
優しいって、優しさって、人を狂わせるのかもしない。
今僕は、バカになるほど優しさに夢中なんだ。
ん？
バカは前からか
ですね。
