単なる日記なんだけど、もうPART4とか。ついこないだPART3だったのに。
きっとこの世界の切り取り方がちょっと変わったのかなとか。そりゃ僕だって変化してるからね。地球と一緒に。
毎度言うけど本当につまらないからね。でも良ければ…
名前
時間が空いたので少し歩いてみた。知らない土地の知らない道を。正に未知を。
大通りからちょっと入っただけなのに、まるで別の街に居るみたい。ちょっとした探検隊。と言っても隊員は僕しかいないのだけど。
少し広い駐車場が左手に見えた。舗装もされていない空地のような場所にロープのようなもので区割りされていた。そんな場所にちびっ子がいた。小学生低学年くらいの男の子が大きな声で話しかけていた。
「どうしましたか?」
「どうしましたか?」
敬語で野良猫に話しかけていた。俗に言う茶トラって猫に。
あまりの不思議さに思わず立ち止まって見ていた。
くり返し言われる敬語に嫌気がさしたのか、猫は逃げるように僕の方に小走りで近寄ってきた。
「あー!」
待ってと言わんばかりに手を伸ばしながらちびっ子は叫んだ。
「お前ちょっと止めて!」
どうやら僕は猫より下の扱いらしい。思わずにやけた僕を横目に猫は遠くへ走り去って行った。
「あーあっ」
何してんだよと言わんばかりに大声でがっかりアピールをするちびっ子。にやける僕。
脳内で100発は殴っといた。
けど、きっと実際にやるなら蹴るだろうな。蹴りでケリが付くつって。
そんなこと考えてたらちびっ子もどこかへ去って行った。
咳をしても一人。
名前は浮かばない。
名前を覚えてもらおう。そう強く思った。
そんな日。
そういうこと
電車を待つ。同じホームから違う場所にいく電車。到着したからといって何でもかんでも乗れば良いってわけじゃない。
そのため間違い防止に色分けして待つスペースを表示している駅もある。ご丁寧に行き先まで文字で表記して。その上駅員が毎度アナウンスまでして。
僕が乗る電車までに2つの車両が到着する。1つ目の車両が到着。扉が開き中から人が降りて、今度は並んでいた人が乗る。きっと早送りで見たら滑稽なんだろうなとか思ってた。次の車両が来てもそう思うだろうと思ってた。
2つ目の車両が到着。扉が開いた瞬間すぐ分かった。扉の近くに立っていた。その人もきっと気づいたと思う。僕と同じように少し目を見開いていたから。
最後まで見ていた。僕もその人も。こういうのって再会っていうのかな?こんな時は全然国語が出てこないや。
何年振りだろう。そう頭に浮かんだ頃にはその人の乗った電車はもう遠くへ行っていた。
奇跡か偶然か。それとも必然か。
どれであったとしても、見るだけなんだな。見てもらえただけなんだな。
僕の乗るべき電車が到着。何となく同じようなところに立ってみた。
電車は同じ方向に進んでいるはずなのに行き先は別なんだよな。そういうことなんだよな。妙に納得。
じゃあ
なんとなく進行方向につぶやいてみた。
その言葉を追い越して僕は進んでいく。
その人も進んでいるはず。
ならいいじゃん。そう思った。
そう思えた。
そんな日。
んなわけない
小道を歩く。前からブツブツ独り言を言いながら年齢不詳なとっつぁん坊やが歩いてきた。
奇妙に思ってます光線が目から出ていたのか、僕にすぐ気づいたそのとっつあん坊やが大声で挨拶してきた。
「こんばんはです!」
一瞬驚いたけど、礼儀には礼儀。僕も挨拶し返そうと「こんばん…」と声を出した直後だった。
「ガチャ!」
(えぇええええええええ~‼)
見えない受話器を置かれて、僕達の通話(挨拶)は終了した。
リアル電伝虫かよ。
おんもしれぇー
んなわけねーし
そんな日。
終わるよ
めっきりサラーリーマンしてます。社畜なんて言葉があるけど、わりと僕はそうじゃないと思ってる。そういう人がいるのかもしれないけど、僕は僕をそう思ってはないかな。
物事は捉えよう。だよね?
「あんまり期待しないて下さい」
そんなこと言う人がいるみたい。期待に応えられない時のための保険なんだろうけど、それ以上みたいだったりで、結局他人の目を、評価を気にし過ぎてるからなんだろうな。
そんなに気にしているなら覚えとけよとか言いたい。
良く見てくれる人とそうじゃない人がいる。それだけ。どちらかだけじゃない。そうじゃない方だけにフォーカスし過ぎだってこと。もっと言えば最初から期待していない人もいるんだから。
それに、期待してることと、期待していないこともあるってこと。誰も完璧なんて求めてねーし。求めることなんてできねーし。
他人のことを気にするように、もっと自分を気にしてあげなよ。自分に気を遣えてこその気遣いだかんな。俺様を見習いなさい←
自分のこと大切にして 誰かのこと そっと想うみたいに
切ないとき ひとりでいないで 遠く 遠く離れていかないでたしかなこと/小田和正
ですね。