全部あの日に置いておきたかったのかな?きっとあの日の僕も分からないんだろうな。
ちょっと親に頼んだんだ。中学の卒アル送ってってさ。何となく中学時代の話をする機会があってさ、なんか盛り上がっちゃって見たくなったんだよね。あの時の僕を。
どれか分からないからなんて言ってたんで覚悟はしてたんだけど予想より大きな段ボールでさ。頼んでもいないモノまで入っててさ。つか今さら餅とかもらってもなんだけどね。
その中にあったんだ。入ってたんだ。思い出したよ。あの日をさ、母親と行ったあの夜を。
どうしてもって母親が言うからさ、部活の先生とこ行ったんだよね。お世話になったからとか言って何か持ってさ。グランドの近くの教員用の社宅でさ、母親だけ行かせて僕はグラウンドに居たんだよね。今さらとか何か気まずくてさ。
10分くらいだったと思うけど、小走りで母親が近づいてきてさ。1枚の写真見せるわけ。部活のスナップ写真。合宿とか言って学校に泊まった時の写真。その裏に書いてたんだ。あー今書いたんだなって分かったよ。
「文集読んで泣いたって。あんたに謝りたいって言ってたよ。何にも謝ることないのにね。いい先生だね。」
確か20時とかじゃなかったかな。田舎だし結構暗くて星がいっぱい出てた。見慣れてたけど、そんな見たいわけじゃなかったけど、しばらく見上げてた。見られたくなかったし。クソババアとか呼んでる奴に笑
そんなこと思い出したんで、カラぴょんさん(id:color-hiyoko)の『写真と文』に寄稿してきました。
きっとあの時、あの言葉をちゃんと受け止められていなかったんだと思う。だから夢は叶わないモノって小難しく思い続けていたんだと思う。
全く違うとは今も思っていないけど、けれど、こうだって決めつけなくてもいいんじゃないって今の僕は思えたりする。はっきりさせないとかそういう感じじゃなくて、どっちもあるじゃんって受け入れられるようになったのかもとか思ってます。思ってますよ先生笑
確かに、あの時の僕は結果を受け入れていなかったな。悔しいとかのレベルじゃなかったもんな。悔いなくとか言えなかったもんな。見透かされてたんだな。すげーな先生って。そんなスゲー人に僕がなれるわけもなく、あの時の夢はあの時の僕に置いてきて良かったんだと思う。
一緒にその先生の言葉まで置いて来ちゃったけど笑
今改めて頂きます。ありがとうございます。今なら頂いた言葉は僕の中にちゃんと置いてあります。きっと届かないけどそう思ってることをココに示します笑
もし読んでくれたら、微笑むくらいしてくれるかな笑
そうであって欲しいな
きっと忘れてんだろうな笑
ですね。