ですね。note

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見られてますよ

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最近は特に、他人に興味を抱かない。


そんなことを聞いたことがあるが、それは関係のない他人のことであって、関係する他人に関しては必ずしもそうではない。ということを感じる。


隣にどんな人が住んでるかなんてことはどうでもいいが、会社内外で関係する人や良く行く店の店員などは、興味というよりも目に入ってしまうからだろうか、意外に良く見ているはずだ。


隣に住んでいる人が関係ないの枠に入るかどうかは、個々の判断だろうが、ざっとそんな感じではないだろうか。


僕個人は、わりと他人に興味がある方なので、当てはまるとは言いづらいが、まぁ~とは言え、そうなのかなと思う。


興味があるとはいえ、常に監視のようにするわけではない。ふとした瞬間にどんな対応をするのか、したのか、そんな観察レベルでの話だ。僕はそうだ。


決して、ストーカー的な歪んだラブファンタジーではない。そもそもファンタジーなわけはない。それ以前にラブなわけはない。オーイエイ(何?


例えばだ、食事の際、この人は必ず手を合わせて『いただきます』って言う人だなとか。


この人は必ず『ありがとう』という思いを伝える人だなとか。


そんな良いとこ見っけ的な観察レベルだ。僕はそうだ。


決して、音消し連射で写真を撮りまくって、あっ!この表情が良いなとか。録音モードで録った会話を家で聞いて良い声だなとかニンマリしてるような盗撮盗聴犯罪ケミストリーではない。


盗撮盗聴なんてするわけないし、そもそもケミストリーなわけがない。だとしたらサイコだ。僕はサイコかもしれないが、このサイコではない。間違えるな。誰に言ってんだ僕は。


とにかくだ、僕は何となくだが、人の所作というか対応というか、そんなのを見てしまうし、気にしてしまう。


そんな話を、とある食事会という親睦会モドキの会合で話をした。仕事関係の方にだ。


その中で、唯一と言って良いほど、この話の内容に食い付いてきたとある女性が居た。少し年上の女性。キリっとした意識高い系な感じで、知的なオーラをこれでもかと放っていた。


実際会話しても、サバサバした性格なのか、ズバズバと言う感じは、女性からモテる女性という所謂アネゴ肌的な人だった。間違ってもアナゴではない。フグタく~んとかは言わない。


かります」と、“かり”の部分にアクセントを付けて食い付くアネゴさん(勝手に命名)


どうやら、僕同様に他人を観察してしまうようだが、少し路線が違った。


確かに僕も思うけどもと言いたいのだが、思いの外、他人へのダメ出し内容が強いようだ。もちろん、良いとこも見ているようだが、よりダメなとこに目がいくというよりも、恐らくダメな人が多かったという感じだ。正直僕は楽しめたのだが。


そんな中、1番そのアネゴさんが力説していたのが食事中のエピソードだ。何ならはっきりとバカでしょと言い放っていた。


それはラーメンを食べる時の話。正確には麺類全般に言えることだが、何よりも見かけることが多いのがラーメンだそうだ。


内容はこうだ。


朝早くから仕込んで作り上げられた素晴らしいスープに、考え計算されつくした、ちぢれ具合と太さの麺がマッチングされたラーメンという芸術を目の前に出された際に。


箸という名の日本人伝統の食の為だけに考えられた道具を使い、各自思い思いに麺を掴みすすり上げて、口の中に入れ込み、味覚という伝達神経を経由し、これでもかと幸せという目に見えない快楽に浸るその時、そうその時のこと。


後先考えず、神の道具とも呼べる箸でこれでもかと膨大な量を掴み口の中へと入れるが、すぐ噛み切るという行為が何なのかと。


自分で一度に食べれる量を考えれないで口に入れているバカの極みかと。


しかも何度も何度も同じ事を繰り返し、麺をベビースターにでもしたいのかと思えるほど噛み切りつくすその様はバカそのものでしょと。バカでしょと。


こう申しております(誰?


簡単に言えば、麺を噛み切らないように考えて食えねーのかブタ野郎ということだ。(言い過ぎです)


しかしだ、ココで少し疑問が出たのだが、そこまで他人の麺をすするとこなど見るものなのだろうか。


芸能人が番組で食べるという映像を観ているのならわかる。でも、店で他人のとか、うん?待てよ、この日最初のお通し的なものは少量だがそうめんだったが、もしや僕はちゃんと食べていたのか?


はっとして顔を上げるとアネゴさんと目が合う。何かを悟っているのか、ゆっくりと頷き「大丈夫でしたよ」と笑った。


正直ゾッとした。気持ち、ほんの気持ち、ちびった気がした。気がしただけだ。ちびってなんかいない。バカにするな。オーイエイ(だから何それ?


とにかく、この話が異常に盛り上がりその会は終了。意気投合したからなのか、有難いのか、少し気に入られてしまった。


気に入られたからには、食事は今まで以上に気にしなければならないなと、自分ルールに刻まれた日だった。


しかし、いつどこで誰が何を見ているか分からないものだと痛感した。


見られたとして、どんなこと思われてるのか何て、そう考えたこともなかったわけで、正直変な恐怖にかられている。


皆さんも、特に麺類を食べる時は注意して頂きたい。きっと、近くにアネゴさんが居るかもしれませんね。

 

間違いなく、居ないと思いますけどね。


ですね。