「ストーカーになってくれればいいのに」
何故君はそこまで人を想えるのだろう。愛せるのだろう。
羨ましいのか、単なる興味なのか、でも、少なからず惹かれてしまうのは僕の負けなのだろうか。
勝ちたいわけではないのに…
「口座だってなんだって全部見せることできるよ」
それだけ信じていることを伝えてくれているのだけど、同時にそこまでしないと僕が信じない奴だと君が思っているんだって言っているのと同じなんだよ。気づいてなかったでしょ?僕ってそうなんかな…
出かける直前までが喜びピークで、少しずつ目的地に近づくにつれて帰ることを考えて凹むって情緒大変だよな。でも、だからこそ楽しませようといつも思えたのかもしれないけどね。まっ大変でしたけどね。
人一倍喜んで、人一倍傷ついて、大忙しのその性格に僕は心を奪われて、体力も奪われて…
「なんか言ってよ!」
そんなに怒れるんだって正直驚いたよ。もう終わろうとしているこの瞬間まで君の魅力に惹かれている僕がそこにいたんだよ。最後まで僕の精神が抵抗していたのかもね。この現実を受け入れることを。
あー本当に終わっちゃうんだなって開き直れればどんなに楽だったか。
そんな簡単じゃないんだよな。簡単にできるほどの気持ちの大きさじゃないんだよな。心の深さじゃないんだよな。だからこそなんだよな。
今の君はちゃんと大人になってて、だからどんな魅力が潜んでいるだろうなんて勝手に期待しちゃうんだよな。もう戻れやしないのに。
でもこれってある意味ちゃんと終われてるのかな?それともまだ、追われてるのかな?追ってもらえるのかな?
でも今は
君の方が追われてるんだけどね。
僕にね。
「とかなんとか思ってて欲しいんだよぉおおお~」
「ちょっと聞いてる?ね?オイS!お前今日はちゃんと慰める言っただろ!あたしはあたしはぁああああ~!」
「あっ!すいません同じの…ハイボール!はい、お願いします!」
「ねぇえええええ~Sぅうううううう~!」
「あぁああああああああ」
僕は好きだけどね笑
お疲れ様です。
俺←
ですね。