やっぱりダメだったのか。そう痛いほど感じていた。
そりゃそうだよな。急にとか嫌とかいうより怖いよな。悪い事したな~。酷いことになるのかもしれないな。
反省。そう本気で思ったのは高校以来な気がする。
1週間前、僕は意を決して行動にでた。
毎日電車で見かけていた。最近は割と同じ車両になる機会が増えたせいもあるのかもしれない。いや、最初に見かけたときからそれは始まっていたんだ。
イマドキ珍しい電車で本を読んでいる女性。その肩書だけで僕は心を奪われていた。
意外と渋めのブックカバーが、逆にその女性の女性らしさを際立てていたのかもしれない。
そう思ったのが3ヵ月前。その日から僕は無意識に探していた。そこでわかったのが、毎朝の電車の時間。その電車に当然合わせることに迷いなどなかった。
どうにかして話したい。話がしたい。身勝手かもしれないけど、強く強くそう思った。思ってしまった。
バンプだって、君がここにいたら話がしたいよとか、歌っているわけだし。心の中で思うのは自由だと思うのだけど。
だが、世の中そううまくはいかないもので、中々話せる機会などなかった。それどころか、見かけることすらできない日もあった。そんな日が続いたせいかもしれないが、僕は遂に行動にでてしまったんだ。
電車を降り、その女性を追いかけた。今思うとストーカー全開だけど、そんなこと思う冷静さなどなかった。混んでるせいか中々声をかけれなくて、何とか信号待ちで追いつけた。
「すいません。いや、怪しい者じゃなくて。こういうものです。良ければ友達というか、仲良くしてほしくて」
そう言って強引に名刺を差し出した。驚きながらもその女性は受け取ってはくれた。
「良かったら裏の電話番号に連絡くれませんか。いや、いたずらとかじゃなくて」
そう付け加えた直後、その女性はほぼ口パクだったけど『急いでるんで』と横断歩道に消えていった。
どういう感情なのか分からないけど、少し笑顔を見せてくれた。たぶん気遣いってヤツだろう。
そりゃそうだよな。突然訳の分からない男に話かけられて、嫌な顔なんかして逆恨みなんかされたらたまったもんじゃない。そう思っての防御策だろう。流石対応も素敵だ。
それから1週間がたった。当たり前かもしれないが連絡は無し。電車でも見かけることもなくなっていた。
となれば冒頭の感情となって当たり前。でしょ?
やっぱりダメだったのか。そう痛いほど感じていた。
そりゃそうだよな。急にとか嫌とかいうより怖いよな。悪い事したな~。酷いことになるのかもしれないな。
反省。そう本気で思ったのは高校以来な気がする。
と。
そんなことを考えていた帰りの電車だった。
『良かった。病み上がりにはこたえるってんの』
声の方にあの女性が居た。僕のジャケットの左袖をつかんで微笑んでいるあの女性が。
『電話番号消えてるんですけど~』
あの日渡した名刺。急いで電話番号を書いた名刺。力強く握りしめて走ったせいか、数字の一部が消えていたらしい。連絡できなかった2つの理由の内の1つを教えてくれた。
もう1つは、インフルエンザ。だからこそ連絡しようと思ったのにと、笑顔で話すその女性がとてもまぶしかった。
改めてお願いします。そう握手をして僕達は笑った。この笑顔がいつまでも続くことを祈って。
とか妄想しちゃう夜の妙なテンションが好きだ。言っとくが電車で通勤してねーし。素敵な女性を見かけるどころか、ジジイの軽トラックにイラつきながら車を運転して通勤してますが何か?
とにかく夜の妙なテンションが好きだ。そのテンションで考えたものが、翌朝恥ずかしくなってしまうというのは、もう定説と言っていいほど、誰もが経験したことがあるであろうことだ。と思っているがどう?
いや、どう?って。と、突然の問いかけに驚いているのか、それとも小踊りしてるのか。いや踊らないし。みたいな冷めたノリは止めて欲しい。東京の人冷たいよね。的地方出身の方にありがちなアンチ東京の名言なわけだけど。安置と漢字にしたら遺体を安置するってことかと喧嘩になるので注意が必要です。
みたいな。
何かある度に、場面を変える手段のように、接続詞となる単語を無駄にフォントを大きくしている僕のこの手法はハマるといいが、ハマらないと怒りをかうようなので注意が必要です。
いや、君はどれだけ注意喚起するんだ。そう謎を通り越して若干怖いんですけどぉ~のような状態でしょうかどうぞ?テステス。トランシーバーって知ってますか?どうぞ?
っていう。
これで素面だからね。一滴も飲んでいないわけだしお酒はね。もちろん何度か否定してるけどそういう薬もやってない。やるわけがない。とか妙にムキになると逆に怪しいとか言われそうだけどもやっていない。いや、そもそもその疑いの方が問題だ。押忍。何故押忍?からの押忍。
押忍。
そう言えば先日バレンタインデーってことでね。世界チョコ好きランカーの僕としてはね。中々微妙な日なわけですよ。えぇ。
いや、頂きますよ。頂きましたありがとうございます。本気でうれしいですよ。チョコ食べれるわけですからね。チョコ大好きなわけですから。義理だのなんだのでもね。チョコに罪はないですから。そりゃ頂きますよ。押忍。
でもね、実際この日が近づくとですね、チョコ買いづらいんですよね。いやマジで。何かこう買うじゃないですか、レジ行くじゃないですか、うわっ憐!ていうね。読み方『あわれ』ね。そう憐。そんな店員の目線ね。冷めたね、悲しいね。押忍。
気にし過ぎと言えばそうかもですけど。普通に買いたい僕としてはね。中々ね。チョコごときでメンタルが危ぶまれるというね。全く微妙な日なんですよね。バレンタインデー前って。押忍。
で、お返しというホワイトデーね。いや頂いたんで買いますけどね。考えてみると男同士の友チョコみたいなのってないですよね。いや、あってもアレだけど。文化の違いなんですかね。興味それほどさほどですけど。押忍。押忍。
いや押忍って何?
何故夜に押忍。ちょっとロマンチックなこと考えちゃう妙なテンションだって言ってる夜に何で押忍がでるわけ?出てくるわけ?どんな脳みそしてんだ?何食ってんだ?とか誰に聞いてんだってね。サイコ出てきちゃったかな。とか考えてるとやっぱり押忍。いや押忍推し半端ないって。
とか。
トカチェフ。伸身トカチェフ。いや知らんけど。
体操の技なんだろうけども、単に聞いたことある言葉みたいなアレで打ち込んじゃいましたけど。どうしようもならないという。もう押忍で逃げるしかないのではとか考えちゃう展開。でもしちゃいけないとか考えちゃう困っちゃう女の子だもんいや女の子ではないけども。
そんな夜。オ~イエイ。
こんなテンションが好きだ。いや、テンションになってしまうのが好きだ。自分の意志とは違う何かに身を任せてしまったテンションが好きだ。と思っていたが厄介だな。中々厄介だな。
思い通りにならない。だから厄介だと思うのは当然だけど、だからこそ魅力だとも言える。
とにかく、何となくとかでブログはやるもんじゃないのかも。といういい例ができた。
できたと思うんだけど。押忍。
まっ今日はこれでさようなら。
ですね。