ですね。note

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月刊S6月号『人と成る』

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歴史的快挙と言われたワールドカップ日本代表の勝利。南米チームをアジアチームが破るのは初めてだとか。


実は筆者も学生時代サッカーをやっていたので、この凄さはより強く感じている。


数的有利とは言え、相手を考えれば勝って当たり前ではないこの試合を勝てたのは大きいだろう。


直前に起きた、大阪北部で震度6弱の地震の被害もあり、少し暗いムードだった国内に、少なからず光を差し込んだのではないだろうか。


突然で大変失礼ではあるが、今回の地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。


今後のサッカーの結果も気になるところなのだが、6月は世界的にも大きなニュースが続いたせいであまり話題にならないこのニュースに筆者は注目したいと思っている。

成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる改正民法が13日午前の参院本会議で可決、成立した。


引用:日本経済新聞 電子版


何やら成人が18歳になるというのだ。ただし、喫煙飲酒および競馬・競艇などのギャンブルは従来の20歳のままだとか。紛らわしいが、何故年齢を下げたいのだろうか。


成人になることで真っ先に浮かぶのは責任の所在である。今まで10代という壁に守られていたものがなくなり、事件を起こせば実名報道となるのであろうか。


昨今の犯罪年齢低下を考えれば妥当とも思えるのだが、実際はまだ未定だという。一体何を目的にしたかったのだろうか。18歳が成人となることで、何のメリットがあるのだろうか。そのメリットとは誰から見てのモノなのだろうか。


とりあえず、分かる範囲でまとめてみることにする。

 

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筆者が認識してるのはこのくらいであろうか。選挙権は既に可能な為、あえて加えてはいない。


正直、表の内容だけでは大きなメリットはなさそうなのだが・・・


ちなみに、変わることとして国籍変更可能や性別変更可能もあるのだが、個人差が大きい問題の為、筆者的にメリットやデメリットとして説明しきれないと判断し、あえて加えてない。ただ、重要ではないと判断したわけではないと言い訳をしておこう。


表の内容にもどるが・・・


契約できるとは言え、それだけ重要な責任が課せられるわけだ。未成年枠で守られていたことはなくなるので、デメリットと考える人もいるかもしれない。ましてや詐欺などの被害が増えるかもしれない。


ただし、2年後同じと思えば大したことではないと捉えれなくもないがどうであろう。案外2年の差は大きいかもしれない。


パスポートに関しては旅行しない人には何のメリットにもならないことであろう。ただし、海外旅行好きにとっては十分なメリットではあるだろう。多少忘れていても期限切れを免れる可能性があるわけだ。


女性の結婚年齢に関しては個人的には妥当としか思えず、今まで何故改正しなかったのかが謎なぐらいなのだが。皆さんはどう感じているのだろうか。男女差別と、男女平等と、訴えているわりにはそれ程話題には上がらないのも不思議ではあったのだが。いい機会という感じであろうか。


逆に年齢を下げるならと、変わらないことへの不満や怒りの方が多く出そうな気もするのだが。ただ実際は当人達にしか分からないことであろう。感じれないことであろう。筆者の考えはもしかしたら検討違いなのかもしれない。


であれば、実際なった時にどうなるのかも考えてみることにする。


まず高校に成人が存在する。ましてや高専ともなれば学校の半数以上が成人となるわけだ。学生という言い方がもしかしたら変わるかもしれない。学成人なんてできそうだがいかがだろうか。


とは言え、現在の大学では同様の感じなわけだ。学生は学生で終わりそうである。久々にヒットしそうだと思った筆者の考えは、たった数行の命だったというわけだ。


話に戻るが、高校スポーツ的なイベントの際に、成人が交じってることに違和感を覚えてしまう。ただ、呼び方が違うだけと言えばそれまでなのだが、成人というだけで疎外感を受けないのだろうか。逆に優越感が増すのだろうか。


と、これも現在の大学生のスポーツでは普通のことであろう。何ら不思議はないわけだ。


ここまで来て、自分で自分の意見にダメ出ししてるとは、どんだけ情緒不安定だと心配しているだろうが、気にしないで頂きたい。なぜなら、コレが筆者なのだから。筆者の脳みそとの対話なのだから。今ので余計心配になったとしても通報はしないで頂きたい。


少し脱線したが、なんだか勝手だが考えてるだけで筆者的には楽しくなってきた。楽しいとは言ったが深刻な問題に気が付いた。それは成人式だ。決して自分の心の不安定さではない。あくまでも成人式に対してなのだ。


まず、最初の成人式はどう行うのであろうか。確か施行は2022年4月だとか。となれば、前の年の2021年に19歳や18歳だった人達は成人式をどうするのであろうか。施行される2022年に20歳や19歳となるわけだ。一体どうするつもりなのだろうか。


まだ、正式に何も案が決まっていないようだが、まあまあの問題ではないだろうか。


まるである年代の高校全体で成人式をやるようなものであろう。相当な人数になるはずだ。しかも、主役となるはずの成人式に先輩がいるのもどうなのだろうか。あまり気乗りはしない人達もいるのではないだろうか。


場所はあるのだろうか。着物や着付け業者は対応できるのだろうか。考えるだけでもゾッとしてしまう。やはり、時差というか、時期ずらしが妥当であろうか。としても場所の確保も業者の対応も大変となるのは明白であろう。


仮に切り抜けたとして、その後の18歳のみの成人式に関しても一体どうなってしまうのだろうか。そもそも在学中に成人式となるのだろうか。いや、卒業後なのだろうか。卒業後が妥当であろうか。


卒業後1年。就職1年では今までのような経済効果はなくなるのではないだろうか。ましてや、在籍中であれば尚更と言えよう。


となれば着物業者および着付け業者の大きな影響がでるはずだ。それこそ、制服でも良いなどの風潮になれば大打撃となるわけだ。また、その後の打ち上げなどの居酒屋関係もシーズン的な売り上げ増は見込めないであろう。


とにかく、支払いが基本親となるであろう18歳の成人式は、華やかさで言えばもしかしたら、少し落ち着く方向かもしれない。


逆に昨今の成人式という名の会に、子供だアピールをしているような騒がしい式ではなくなるという、ある意味メリットもあるかもしれない。正に成人式らしい成人式になるかもしれない。或いは例を見ないほどの子供会となるかもしれない。


と、ここまで書いてきたが、勝手な筆者の想像での話であり、本当に検討違いと言えるかもしれない。


何の目的もなく国が法を改正するわけもなく、それこそ成人中の成人と呼べる政治家の大人達が考えて行うはずである。トイレでタイムリープとか喜んでいる、くだらないブログを書いている筆者のような大人になんかが、その目的を分かるはずもなく。分かられたくもないだろう。


とにかくだ。


ある程度のテーマが決まれば、狂ったように思いのまま書き込んでいき、いつの間にか、何故か何とか終わりを迎えれている行き当たりばったりな記事の書き方をするという、いつもの筆者の悪い癖なのだが。


今回ほど終わりが見えないこともなく。書けば書くほど終われない。ある意味追われているのだが終われない。こんな時どうしたらいいのかも分からない。成人なのにわからない。いやきっと成人ではないのかもしれない。


早く人間になりたい。


こんな雑な終わり方しかできないのは、まだまだ未熟であり正に人に成れていない証拠なのかもしれない。


まっサッカーと突っ込んではみるのだが、きっと1発レッドカードで退場だろう。


いつか筆者も『半端ない』と言われたいものだ。

 

著者:S
『ですね。note』管理人。最近フライパンが焦げ付いてしまい目玉焼きに苦戦している。買い替えを悩んでいる、そんな彼の香ばしい記事に期待して欲しい。


ですね。