正月。新しい年となった際に、様々な過ごし方がある。当たり前だけど。
各家庭という枠であったり、各個人であったり。もしかしたら各国という大きな枠でもあるのかもしれない。
それらの原点というか起源と言うべきなのかアレだが。簡単に言うと昔からという祖先からの風習的なもののはずだと思う。僕はそう思う。
とは言え、もう2019年ともなれば、その風習的なのも薄れてくるわけで、それこそ結婚という他人との文化交流を機に変化していく場合もあるわけです。当然ですよね。はい。
そこには、それぞれの昔からという文化の共存という手段の中で試行錯誤されて生まれたのかもしれない。或いは単に「じゃそれで」的に簡単に決まったのかもしれない。
とにかく、今や過ごし方でこうあるべきというのは無いと言っていいと思うんです僕は。
僕は今、仕事の関係で関東に居るのだけれども、正月だからといって実家に帰るようなことはしない。仕事とかそういうことではなく、僕自身の意志で帰らない。いや、寧ろ帰りたくないくらいの感情なわけだ。
なんて親不孝なとか、さすがクソ界のスーパーエリートクソ野郎などと思われる方も居るかもしれないが、僕は帰らない。何と言われても帰る気などない。ただ、年1回は帰っている。それが正月じゃないというだけだ。僕の勝手だ。
僕の実家は、所謂由緒正しいまでは言わないにしても、それに近いような家柄のようだ。家紋があり、未だに本家だ分家だ言ってるクソみたいなアレだ。歴史の時間に習ったある武将の流れがどうのこうの嘘なのか本当なのか語っているめんどくさい家なのだ。最悪なのだ。
とはいえ、自分の性格を考えると、その戦国武将の血が幾分混じっているのかもと思う事がある。単に攻撃的なだけかもしれないのだが。
ただ、そうただ、この実家と言うのは母親側のことだ。つまり父親側は農民的なアレらしい。その血を半分もらっている僕は異端児なわけだ。母親側の武将のサラブレットというわけではなく、武将×農民的な配分で生まれた異端児なわけだ。
恐らく僕の父と母がうまくいかなくなった背景にも、この実家の問題がなんらかあったと思っている。攻撃的な血筋というわけではないが、未だにその血筋に妙なプライドを持ち偉そうにしている高圧的な上から目線に嫌気がしたのだと思う。実際のところはわからないのだが。
僕の母はそんな思いを察したのか、その本家筋という中からフェードアウトしつつある。以前に本家がどうの分家がどうのの争いの際、止めてくれと僕へ依頼が来た。僕は仕方なく実家にもどり、仲裁に入った。正確に言えば、論破してねじ伏せた。かなりの勢いでだ。正直それ以来ばつが悪いというかなんというかなわけだ。
しかし、ここまで実家を否定してきているのだが、正月の過ごし方は共感にあたるのだ。まぁ~普通ではないのかもしれないのだが。
僕の実家では、正月のよくある行事の初詣はしないというのがある。正月から出かけるなんて的な考えらしい。だから僕は行ったことがない。誘われても行く気がしない。めんどくさいという思いもあるが、何で行く必要があるのかという今までの蓄積からなる思考があるからだ。
この考えは昔からのなのかわからないが共感だ。初詣の良さが分からない。一年の感謝や報告をしに行くと言われてるが、何で?と思っている。関わっているのであれば、ずっと行かない僕の家系はどうなってるのかってやつだ。誰だ、だから不幸の塊なんだとか言うのは!
宗教的にどうのもないはずだ。たしか、メインの宗教は仏教的なはずだ。メインと言ってる時点でアレだが、本家系列の中には、クリスチャンも居る。そう考えると僕の実家は何なのかよく分からない。全国の何代目で集会とかやっているらしいのだが、全く意味が分からない。分からないが初詣行かないは賛成だありがとう。
結局感謝しているのかとなるわけだが仕方がない。色々と脱線しながら実家の内容まで晒しつつ来たが言いたいことはそんなことではない。ないのですよ。
正月の過ごし方の中で、新年の挨拶をちゃんとしないさいという教えがある。これに関しても否定する気はないのでそうですね感でいる。それこそこのブログ名でもある『ですね』なわけだ。
だから毎年のように母親から挨拶の連絡が来る。前は年賀状だったが、僕が中学から年賀状を勝手に廃止している為、一切返信がないことを考え、最近はLINEでしてくるわけだ。ちなみにその他の親戚一同は、あまりに返信の年賀状が来ない為、あきらめたようだ。つまり、僕が親以外に新年の挨拶をしていないわけで、結局実家の教えを守っていない人扱いなわけだ。それはいいや。
とにかく母親から挨拶が来るのだが、今年は何故か・・・・
何故かメールできた。意味が分からない。が、何やら色々書かれてるみたいなので早速開くわけだが・・・
えぇええええ~!!
本文が消えた!?え!?まさかと思って・・・
件名うそーーーーん‼
お前の挨拶はそれでいいのかと送り返したかったが、恐らく本人は気づいていないので、そのまま紳士的に返信しといた。つか『風邪なぞ』って。
僕の正月は未だ実家からの嫌がらせで始まる。これにキレないところが、僕の血に農民が混ざっているおかげかもしれない。
お読みになって下さった皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も宜しければ、どうぞよろしくお願い申し上げます。
また、酔った勢いなのでしょうか、新年から読者登録ありがとうございます。不定期ですが今後もどうぞよろしくお願い致します。
言うとかないと。
ですね。