ですね。note

思った事を書くノート。そんなブログ。

自粛のおかげ

f:id:odanoura:20200508090824j:plain


午後。やることがないわけではないけど、ふと散歩に行こうと思った。


外に出るなんてとか思われても構わないけど、めんどくさいからアレだけど。密ではないように。マスクを付けて。それぐらい分かってる。


前日の雷が嘘のように快晴だった。正に改正だなとか思いながら空を見上げていた。きっと首を骨折した人だと思われていたはずだ。「やっちまった、やっちまった」そんなことを言いそうな人くらい真上の方を見ていた。見上げていた。


時間帯なのか犬の散歩をしている人達がいた。イイ言い訳だなとか思いながらも、袋は透明なのはやめて欲しいなとわりと強めの眼力で念じてみた。写輪眼欲しいな。でも目が赤いから嫌だな。


そんな『うちはスピリッツ』で歩いていると、すれ違いざまに「こんにちわ」と挨拶された。知らないジジイおじいさんに。反射的に「ちわっす」と中学生みたいに答えてしまった。突然声かけやがってこのうすらトンカチが!でも何かイイなって思った。


結構前だけど戦場ヶ原を歩いたことを思い出した。湿原の中とか森の中とかを板をひいた道の上を。通りすがりに挨拶するのがマナーらしきことだった。しない人もいたけど、腹が立つとかより残念だなと思った記憶がある。もしかして外国人だったのかなとか今なら少し思ったりもする。


コンビニの前を通ると車が密だった。意味ねーし。Twitterをやってない僕は声に出してつぶやいた。ほんとにねとリプライされることもない。つか、されたらこえーし。ここまでを声に出していたので不審者と思われたかもしれない。マスクをしていたのが救いだった。


夜にまた外にでた。満月。フラワームーンだったけ。得したような気になった。長い間見つめていた。恐らく月は照れていたはずだ。だからほどほどにしといてやった←


そう言えば夜の戦場ヶ原も行ったけな。本当は星を見に行ったのだけど、月があまりにも輝いてて星どころじゃなかった記憶がある。きっと月のやきもちだったんだな。そう思うことにした。


夜のコンビニはさすがにすいていた。


前を通りかかると放屁ジジイおじいさんが居た。以前コンビニの入り口で僕に屁をかましてきたガスパッチョジジイおじいさん。本当なら立体起動装置を駆使して真上からうなじを削いでやるとこだが、月見たからな。僕が月フェチで良かったなクソジジイおじいさん。でも、今度同じ事したら中指と親指の爪でもみあげの毛を高速で引っこ抜いてやっからな。

 

聞こえるように言っといた
(バカですか?)

 

言ったら怒るかな
(言うてないんかーい!)

 

そんな話はどうでも良くて


もうそろそろ自宅ってとこで、いつも?の猫が寄ってきた。久しぶりだった。


どうしたんだ猫?とわりと大きな声で言った。マジな話だ。僕は子供だろうが大人だろうが動物だろうが特に区別せず話をしている。そのせいなのか何なのか思いのほか子供と動物に好かれている。でも大人には好かれないんだなという言葉はそっと胸の中に優しくしまっておいて欲しい。


猫はいつものように宮尾と鳴いて一通り体を僕の脚にこすり付け、軽やかにそして小さく跳ねながらどこかへ行ってしまった。マーキングなのかな?猫の性質がいまいち分からない僕は、わりと大きな声で猫の背中にむけ発した。今度猫好きな会社の子に聞いてみよう。ここまでを声に出していた。ちょっと早歩きで自宅を目指した。


ウーロン茶を飲んだ。途端腹痛に見舞われた。とんだお見舞いだ。腹痛は面会拒否したい奴ベスト3だ。ベストなのかワーストがあってるのかなんなのか分からないままトイレに向かった。


考える人よりも深めに背中を曲げて痛みを緩和させようとしていたら、えげつねー痛みが肩なのか肩甲骨なのか首なのか分からない微妙な位置で走った。わりと長距離だった。いてーし。何故かコレは声に出さなかった。というのを気づいてブログに書こうと思った。


そして今となった。


また行こう。そう思った。


ですね。