1日の終わりのその時、あなたは何を想い、何を思い、何をしていますか?
そんな時にしか言えないような、思いつけないような、そんなことがあるのかななんて思ってこっそり続けていました。
こっそりというか、それなりにやってました寝る前シリーズ。いつもは音声ですが今回は文字でやりたいと思います。だってブロガーなんだから(キリッ
最近わけあって自分の過去記事なんかを読む機会があったんですけど、やっぱ年単位で読んでいてもその当時の言い回しというか、自分の中だけなのか流行り的なワードがあるんですよ。
そんな中で「言いたいことも言えない…」というフレーズが年1レベルで遣われてたりしてて、何だかお気に入りなんかな~とか思うわけですけど、でも、このフレーズある意味最強ですよね?
だって、この2023年だって見事に通じますもんね。思わずいつの歌なんだなんて調べたら1998年にリリースてそんな古いの?みたいな。どうりで昔からある歌になるわけですよね笑
最近だってSNSとかで電車で何か迷惑行為している人とか居るわけですけど。うるさいな~とか、やめなさいとか、そんなこと思ってても、やっぱ誰も何も言わない方が多いですもんね。何なら少しでも関わりたくない思いで席を立ったりね。
きっと、この歌詞の意味合いとは違うけど、生き辛い世の中ってのは共通なわけですよね。何か強引にまとめだしたわけですけど、というのも最近なんですけどね…
少し遅い時間ですよ。確か21時頃ですかね、居酒屋行ったんですよ近所のね。そこは個人経営でこじんまりなんて言ったら失礼だけど、雰囲気の良い小料理屋みたいな感じで結構好きなんすよ。
で、行ったら、店内はカウンターに1名いて、そんでテーブル席に3名いたわけです。まぁもう所謂第1陣は帰るような時間じゃないですか。何時からやってるかアレですけど、18時にしたって3時間ッスよ?もう帰るなり次行くなりの区切りの時間じゃないですか。
だからちょうど、店内の空いてるテーブルには出した料理皿が残ってましたし、カウンターにいた客も僕が座るなり会計して帰るしで、店内は僕とテーブル席の3人の計4人なわけですよ。えっと客がね。
「今日遅いね」なんて声をお店の大将にかけてもらって、それに対して無言でほぼ目が閉じるような笑顔のまま首で挨拶して「生お願いします」なんて言うわけですよ。そういうのが好きなんすよ。僕が見てきた大人の真似ですよ。違うのは僕がタバコやめたことくらいですよ。
そんな雰囲気が好きなんですけどこの日は違ったんすよ。そうですテーブル席の客ですよ。おじさん達なんて言い方は間違ってるほどのご年齢ですよ。そう見えますよ。おじいちゃんですよ。いつもの感じで言えば100%ジジイですよ。90%ジジイがどういうものかは知らないですけど100%ですよ。
ただでさえお酒が入ってるわけですからね、気が大きくなるだろうし声がデカいわけですよ。そんで耳も遠いわけで、さらにデカイ声なんですよ。マジでヤベーな思ってたんですけど言うわけにはいかないじゃないですか。
「ちょっお前等うるせーぞゴルァ!寿命縮めたろか?死神Sさんが直々にお迎えに来てやったぞ感謝しろよ」なんて言ったら大モメですよ。つか誰が死神だこの野郎なんですけどね。確かにリンゴ好きですけどね。そんなんは良いんですけど。
やっぱそこは紳士なSさんですよ。我慢ですよ。せっかくの美味しい料理が台無しなりますからね。舌に全集中で味を堪能ですよ。酒を堪能ですよ。幸せですよ。何なら僕が逝きそうですよ。いや逝かないですけど。
ある意味冷静になったらあることに気づいたんですよ。てのも1人のジジイなんですけど、必ず注文の後に「よろしくー!」って言ってんすよ。いや、これだけ聞いたら特におかしくないと思うかもですけど。誰が注文してもこのジジイが「よろしくー!」言うんですよ。
「大将ー!生おかわりな!よろしくー!」「あっ私も」「よろしくー!」「じゃあわしも、同じで」「よろしくー!」
結構気になってきてテーブルを見たわけですよ。そこには男2人に女性1人いて、当然全員属性老人なんですけど、その中のリーダー的な位置にいるジジイがよろしくジジイなわけです。正直そのテーブルの客もそうですけど、店員すら何も言わないわけですよ。言えないのかもですけどね。
でも、やっぱ不自然というか変なんですよ。そしたらよろしくジジイじゃないどこのチームか分からない無名のマークがついたキャップをかぶってるジジイが言うわけですよ。
「おしっこ行ってくるわ」
いや、トイレだろと。おしっこってどこにあんだよ。何丁目よ。どんな場所なのよ。とか脳内でつっこんでたわけですけど、何よりも食事中なんだしよと思うわけですよ。しかも何メートル先の仲間に叫んでんだレベルの大声で謎の理想郷おしっこに旅立つ報告をしてんだって話ですよ。いやマジで。
しかも当然のように「よろしくー!」ですよ。「おしっこ行ってくるわ」の直後に「よろしくー!」ですよ。だからそのおしっこという街には誰がいんだと。何をよろしく言っといてなんだと。そんなもう精神世界で僕は既に800回は射殺しているわけですよおしっこジジイを。近距離からですよ。要らない情報ですけど。
するとですよ。「さっきからそれ何なの?」言うわけですよ。ババアがジジイに質問ですよ。もう職質レベルですよ。ナイスばあちゃん!ですよ。気になってわけですからね、何かしらのヒントがでるのか思うわけですよ。
すると、よろしくジジイってかもうヨロジイにしますわ。このヨロジイが言うわけですよ。
「いやお前知らねーの?よろしくー!言ったら永ちゃんだろ。俺は○○の永ちゃんって有名なんだぞ」
は?矢沢のマネだったのと。つかこの○○いうのは地域の名称なんですよ。それこそ渋谷の永ちゃんとか、池袋の永ちゃんみたいな、そういう地域で有名なんだ的発言だったわけですよ。その地域に住んでいる僕は全く知らないのに。
確かに言い方寄せてたなとか思い出すわけですよ。いや全く似てないんですけどね。声も外見も似ても似つかないわけですよ。流石にばあちゃんも呆れたのか「はいはい」ですよ。完全な流しですよ。受けれる気ミジンコもないわけですよ。
えぐいなばあちゃんなんて思ってたら理想郷からジジイお戻りですよ。長い旅路で少しやつれたんじゃねーかな顔つきですよ。すると待ってましたとばっかりにヨロジイが言うわけですよ。旅ジイ(命名)に言うわけですよ。
「な!有名だもんな!〇〇の永ちゃんってよ」ご満悦ですよ。大声ですよ。どこかの軍隊の朝よりも大声ですよ。すると旅ジイは謎の理想郷おしっこで全てのアルコールを捨てて来たかのように超冷静に対応しだすんですよ。軽く無視ですよ。
なもんでヨロジイは輪をかけてデカイ声で言ういやもう叫ぶわけですよ。「だから〇〇の永ちゃんって有名だろよ!」「誰が? 」すかさず旅ジイですよ。 カウンターですよ。しかもさらにかぶせましたよ。「禿げてんじゃん」色んな意味でかぶせてあげた方が良いのかもですけど、そのせいで即死ですよヨロジイ。もうおっかしくてこらえるの大変だったんすよ。
しかも「禿げてんじゃん」の後に反論しかけたヨロジイに「宗男じゃん似てんの」って、確かに鈴木宗男ににてるけどさ、そこまで言わなくてもいいんじゃね?みたいな笑
言いたいこと言ってもポイズンだなとか思ったわけっすよ。ちなみに仲良く帰って行きましたけどね。酔ってるんでヨロジイも宗男言われた後にも元気に「よろしくー!」言ってたからね。
まっとりあえず、言いたいこと言う方がポイズンだなって話でした。
やっぱ話した方が楽だなってのが正直な感想です。
つか、眠いッス
ですね。