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はじまりはわりと雨

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雨の日が僕はわりと好きだ。


雨の日には色々な出来事が起きる。起きている。僕の場合。


とは言え、実際は雨の日に限ってってわけではないのだろうけど、記憶に残りやすいのかもしれない。雨が降っていたという通常ではないという思考の影響で。そう思う。


でも、雨だからこそ起きるという因果関係もあるんだるんだるんだるんだんだんだだだだ・・・

 


ある雨の日。今日じゃなねーのかとかそういうのは教えることはできない。何故なら僕は内緒の塊なのだから。ポイズン!


何故毒なのかという問いにも答えない。答えてあげない。言いたいことも言えないこんな世の中なのだから←


僕はおぼっちゃま育ちなのでコンビニに行った。深い意味はないが不快意味はあるのかもしれない。今日は無駄話を多めにしてみようという試みだ。お付き合い願う。願え!(はっ?


雨なので車でコンビニに行った。わりと入り口の近くに車を停めることができた。こういうところからも日頃の行いの良さが出てしまう。ラッキーなどというたまたま感ではないのだ。それは必然なのだ。こんな僕を人は無駄に運を使っている恵まれない子と呼ぶらしい。実に面白い(超ポジイエイ


僕は神に選ばれし者のため、コンビニの扉は僕が行く度に待ってましたと言わんばかりに勝手に開く。毎回開く。ちょっとしたVIPなわけだ。未だ手を使ったことはない。庶民に悪い気がしてしまう自分が愛くるしい。1つ断っておくが薬物とは無縁だ。


コンビニに行ったのは他でもないお弁当のためだ。いつも庶民の暮らしを勉強する為に自炊という業をこなしているのだけど、この日は庶民の贅沢とやらの視察のために来たのだ。さっき毎回開くとか言ってたから結構来てるんだよね?とかいうコナン気取りの指摘はお断りだ。バーロー


とにかく、髪の毛が逃避したのか頭皮がハローアムロしている猛者達をかきわけお弁当の棚へ。ハローアムロが何だとかは答える気はないし調べても無駄だ。何故なら何となくというだけで使用しているからだ。水たまり!(おだまりね。雨だしね

 

そんな話はどうでも良くて


とにかくお弁当の棚から、良く分からないけど腹に入れば生きていける弁当を手に取りカゴに入れた。飲み物としてウーロン茶を叩き入れてレジに向かった。


何故ウーロン茶に対しての扱いが厳しいのかと思われたそこのあなた!それはあなたの勘違いだ。恐らくカゴにウーロン茶を上から叩きつけるように入れたと思ったはずだがそうじゃない。そんな野蛮なことをおぼっちゃま育ちの僕がするわけはない。


僕はウーロン茶を冷蔵棚から取り出し、思いっ切りフルスイングで闘魂注入してからカゴに入れたんだ。一緒にしないで頂きたい。元気ですかー!(バカですかー!


ハローアムロしてぶち込んだ良く分からない弁当と闘魂注入したウーロン茶を持ってレジへ。2つしかないのでカゴから取り出して手にもって行ったのは言うまでもない。意味ねー


レジに置いて速攻「温めなしで」と伝える僕優しい。店員は「はい。温めますか?」と聞いてきた。こいつに闘魂注入して欲しいと猪木にテレパシーをとばしておいた。未だ返信はない。7月だしな(何が?


「袋はご利用ですか?」と聞かれたので「ジュニアは既に2つ利用しています」と瞬時に下ネタが浮かんだ自分が恥ずかしくなったので、うむと頷いといた。するとすかさず「有料ですが宜しいですか?」と聞いてきた。そう言えば有料化か。


コンビニ以外では既に有料化されているので、特に驚くこともなかったが、それでもコンビニという場所ではまだ慣れない。実際有料化を告げるセリフもスタッフで若干差があることからも、店側も慣れていない証拠なのだ。これでいいのだ。


僕は普通に袋に入れてもらっていた。隣のレジで同じように有料化を告げられていたおっさんが居た。なんてことの無いおっさんだ。強いて言えば、ハゲだ。それくらいだ。きっとCRYだろうけどうるせーよ(何?


そのおっさん。有料化に対してはちょい驚きぐらいの反応で、レジ袋を要求していた。だが、いざ店員がその袋に商品を入れようとすると「い~い~い~」とチェーンソーのモノマネみたいな声を発し、それを阻止しようとしていた。正直ハゲに見えた(最初からね


結局、なんやかんやで商品とレジ袋を手に持ち歩き出すハゲ(あだ名決定)


僕はそのハゲの後をあおり運転のようにぴったりと付いて歩いていた。当然神に選ばれし者の僕に反応しコンビニの扉が開いた。外は相変わらずの雨。僕はすぐ傍に停めていた自分の車に乗り込んだ。背中も濡れていない。


そんな車内からコンビニの入り口を見ると先ほどのハゲがまだ立っていた。エンジンをかけ、ワイパー作動。よりクリアになったフロントガラスに、コンビニのレジ袋を頭にかぶっているハゲがいた。袋のカツラだった。耳にかけようと必死だった。風がそれを邪魔していた。商品を持っているから尚更うまくできないのだろう。ハゲでバカだと思う。


有料でも購入したのはこのためなのかと驚いた。確かに酸性雨は怖い。地肌に直接は頭皮に悪いだろう。だがもう頭皮のことなど気にする必要もない綺麗なフローリングヘッドなのに。酸性雨からの逃避とかアホじゃないのかそう思う。


ハゲでバカ。ハゲでアホ。


この表現からもハゲというのは決してそれだけであり、ハゲだからどうのこうのではないということだ。ちょっと待て何を今力説しているのか自分でも分からない。ナイチンゲール。何故ナイチンゲールなのか意味が分からない。もしかしたらハゲは人を狂わすのかもしれない。おそるべしハゲ。ハゲ最強説。

 

んなわけない。


ちなみにハゲはその後、わりと早めにレジ袋を風でとばされずぶ濡れになっていた。僕は見て見ぬふりをして車を出した。何故ならハゲは人を狂わすからだ。安全運転のために僕はハゲを見捨てた。


ここまでの話で言いたいのは、雨が全てを引き寄せたということだ。雨だからこそ起きたということだ。


雨の日には必ず何かが起きる。だから僕は雨の日が好きなのかもしれない。


ハゲも嫌いじゃないけどね


ですね。