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思った事を書くノート。そんなブログ。

S育 第3弾


ふとしたことから考えてしまいます。それが重なって僕は僕になっていく。


第3弾ということは、そうです第2弾も1弾もあるわけです。

 

あるわけです

第1弾

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第2弾

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この流れからすると、この第3弾は邦画のジャンルに絞るのではないのか?そう以前メールをくれた方もおりますが、ちょっと違いますごめんなさい。本当はそう思ってましたよ。嘘じゃなくそうしようと思ってました。


でも、ちょっとあって、そのちょっとからあれよあれよでして。そんなちょっとしたことから観ることになった映画をご紹介しようかなと思います。

 

S育て何なんでしょうね?


最初にはっきり言いますが、決しておススメというわけではありません。だから好きな映画というわけでもありません。とは言っても嫌いとまでは思いません。


何かしら僕に影響を与えたんだと思ってます。それが何かはこれからだとも思ってます。それが分かった時、初めてS育だと言えるのだと思います。僕が僕になるための、Sになるための、何かしらの(かて)になっているのだと思ってます。


ではいきますか。
※ネタバレという内容にはならないよう十分注意します。あらすじ程度はふれますので、何も知りたくないという方は即読むのをやめて下さいね。言いましたからね。

 

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い


9.11と言えばまだまだ忘れず残っている人もいると思う同時多発テロの事件。あの全世界を揺るがした凄まじい事件に関係したお話なんです。


そもそも何故この映画を観ることになったのか。それは女性社員に言われたからなんです。薦められたとかではなく、単に最近観た映画というテーマで話をしていた最中に、最近観たというその映画の主人公のある面(・・・)が僕にもある(・・)のでは?というからなんです。当然気になるわけですし、正直僕としては、え?と何が?と、なるわけなんですが…


舞台となるのは、最初にふれた通り同時多発テロ事件の発生が大きく関わってきます。と言うのも、この事件でなんと主人公のオスカーは父親を亡くしてしまうんです。ネタバレではなく、この後貼っている予告編でも語られているあらすじなので、そう大きな問題ではないという認識で書いてます。はい。


そんな悲しい家族話ではあるんですが、それだけではないんです。


ある日、主人公(オスカー)は亡くなった父親の部屋からあるモノを見つけます。そして、そのあるモノが、きっと父親からのメッセージなのだと考えるのです。生前の父親のことを思い出しても、間違いないはずだと考えた主人公(オスカー)は、壮大なスケールでこの謎を解き明かそうとするんです。


父親からのメッセージとは何なのか?何を主人公(オスカー)はしようとしているのか?この2つが多くの人を巻き込んで話は進んで行きます。その先にあるモノとは一体何なのか、あなたも知りたくないですか?


親子の強い繋がりや関係も感じられる話ではあります。僕はコレを観て、正直女性社員が何を言おうとしたのかは、結局分かってはいません。確かにそういう一面はあるのかも、とは強くは思えませんでした。ですが、否定もし切れなかったのも事実ではあるのですが…どうなんでしょうね…


自分の何が?を強く思って観ていたせいで、純粋に作品に集中できなかったかもしれません。また、いつか見直したら違う感想になるのかもしれない、そんな見直したくなる作品でした僕は。良ければぜひ。

 

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い


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記憶屋 あなたを忘れない


この映画は『記憶屋』という小説が原作となったお話です。その小説を書いたのが第1弾のS育で少しご紹介した小説『花束は毒』の作者でもある『織守(おりがみ) きょうや』その人なんです。となれば興味でちゃっうのも分かるでしょ?


『花束は毒』を読んだ方なら分かるとは思うのですが、この方の良いとこなのか悪いとこなのか、人の精神を絶妙な強さで突いてきます。その突き方が選択という手段です。あなたらならどうしますか?そんな問いが必ずあるんです。考えちゃうんです。そんな作者のお話が原作となってます。


残念?なことに、小説と映画は若干設定が変わっています。登場人物の関係だったり、出来事だったり。そうすることによって映像としては有利になる点や現在の問題らしいと言えば言える内容へと変化しているのですが、逆に変えてしまったことによって、気持ちとしてはソレおかしくないですか?と言えてしまう単なる変な拘りとも解釈されてしまい兼ねない内容にもなってしまいました。それを踏まえた上でご紹介しますが…


ある日突然、主人公である大学生の遼一(りょういち)の彼女の杏子(きょうこ)から遼一の記憶がなくなってしまうんです。一体何故なんだと思うのは当たり前なんですが、このお話の世界では都市伝説として記憶を消すことができる記憶屋なる怪物が存在しているのではと噂されているのです。ちなみにこの原作の小説はホラーのジャンルとされているんです。


そんな都市伝説ですが、主人公(遼一)彼女(杏子)の記憶は記憶屋によって消されたのではないかと考え、記憶屋を探そうとするのですが…


彼女の記憶は何故消えたのか?記憶屋は存在するのかしないのか?するのであればそれは誰なのか?何故杏子の記憶を消したのか?存在しないのであれば杏子の記憶はどうなっているのか?そんな謎を主人公(遼一)と共に解き明かしてみませんか?


あなたの大切な人からあなたの記憶が消えたとしたなら、あなたは一体どうしますか?この1点の問いが、実は複数の問いへと、ずばり選択へと変化していきます。あなたはどれだけ選択することができますか?


この話は登場人物の誰にも感情移入することができなければ、クソ面白くない内容になるはずです。あなたは誰に?そして何を選択しますか?僕はわりとシンクロできたかな笑 興味がある方はどうぞ。

 

記憶屋 あなたを忘れない


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空白


前から気になっていたのですが、まぁこれは観る側で大きく評価は変わる作品だと思います。観る側と言っても個々でという単純なものではなく、各々の状態で変わる。つまり、その時の心境や環境で変わると思います。なので、何度か見直す必要があるような作品だと感じています。


良くある日常の中に、小さな異常が起きます。その異常が予期せぬ方向にどんどんと大きくなっていき、周り全てを巻き込んで取り返しのつかないほど大きくなっていくという正に異常な作品であり、リアルな作品でもあるんです。


人間の嫌な部分がこれでもかと描かれています。どの嫌な部分も決して否定できない、誰にでもある、誰にでも起こりうることだからこそ、この作品は目が離せなくなるんです。そして終始不快なんです。不快と思えれば思えるほど、きっとそれはそれぞれの役者の演技の、監督の演出の、凄さなのかもしれません。そういう意味ではこの作品は凄いんです。


正直、楽しい話ではありません。観なきゃ観ないで済むと思います。なのに観てしまった。観ることになった。そこに何かがあるのだろうと、今の僕に必要だったのだろうと受け止めています。


終盤近くに新たに出来事が起きます。僕はその出来事が嫌いです。それで済むと考える行為が嫌いなのです。ですが、それをも踏まえてちゃんと処理してくれます。その時の言葉に大きく心を揺さぶられました。


最初にも書きましたが、この作品は観る側の状況で大きく変化する内容だと思います。僕は正直、この作品を受け入れるほど悩んでいないんだなと感じました。「こういう話なんだな」と、わりとあっさり終わりました。あくまでも僕は。それが良いことなのか、悪いことなのか分かりませんが、気になる方はどうでしょうか?

 

 

コリーニ事件


何故観ようと思ったのか、今でも謎です。予告編を観て心が動いたとも言いづらいとこではあるのですが、結果観たんです僕は。だからこそ、今書いているわけです。


原作が小説ということですが、何よりもドイツの映画というとこに若干惹かれました。というのも、ドイツ映画って恐ろしく僕は観ません。観ようとも思いません。ですが、唯一観たことのあるドイツ映画がどえらい映画だったこともあるわけなのです。


その映画は知る人ぞ知るヤバイ映画『es[エス]』くしくも僕と同じ名前。まぁ、僕も十分ヤバイわけだけど←


この『es[エス]』という映画は本当に問題作で、賛否両論凄い映画でした。僕は好きという表現がおかしいと認識していますが、好きな映画なのかもしれません。正確には好きというより刺激を受けた映画なんだと思います。後にも先にもこの衝撃はない気がします。あくまでも僕は。


そんなドイツ映画の印象がある中で、この映画は正統派であり、ちゃんとした意味で面白い映画と言える内容でした。


主人公の新米弁護士のライネンは、内容をよく把握しないまま国選弁護人として、ある事件を担当することになってしまいます。そのある事件というのが、なんと幼少時代にお世話になったマイヤー氏が殺されたという事件だったのです。そして、その犯人とされる被告人であるコリーニの弁護人をすることなってしまったわけです。


ただでさえ気がのらないのに、コリーニは何も話してくれない。そんなフラストレーション溜まりまくりの中弁護を続ける主人公(ライネン)ですが、裁判中にあることに気が付きます。そして、そこからこの裁判の本当の意味が描かれていくのですが…


コリーニは何故黙秘を続けるのか?主人公(ライネン)は何に気が付いたのか?そして事件の全貌とはどうなっているのか?その全てが知れた時、正義を問うことになるんです。法律とは一体何なのか?実は原作者が弁護士でもあることから、よりリアルな内容となっているこの作品をあなたは観たくはないですか?


実はこの映画も、僕の嫌いな出来事が起きます。ですが、何故か受け入れれたんですよね。何故か。そんな不思議な感覚になった映画に興味がありましたらどうぞどうぞ。

 

コリーニ事件


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終わりましょ


今回ご紹介した映画の(くく)りとしては、大きく2つあります。


1つは『見直したくなる』がテーマでした。これは今回に限らず、全ての映画に言えるとは思うのですが、観る状態で感想が変化するものだと思うんです。そんな映画というものの中で、今回ご紹介したものが、よりそう思うのではないかという作品だからです。あくまでも僕は。


どれも、振れ幅が大きいような作品です。強いて言うならば、最後の作品だけが正統派だと思います笑


そしてもう1つが『誰を想う』です。これも全ての映画に言えるのかもしれませんが、テーマとして挙げて良いのではと思いました。きっと間違いなく全ての映画に言えるテーマのような気がするんですが、今回ということにさせて下さい。大人なんですからそういうことにして下さい←


映画を観て映画の感想を考えるとは別に、そこからあなたならという問いに対して、誰を想うのか?そんな内容になるのかなと思います。その想いを強く描いてしまう作品だったのかなと思います。


最後にシツコイかもですが、オススメというわけではありませんし、好きな映画だと伝えたいわけでもありません。あくまでも僕が観た映画であり、その中からのあるジャンルでのご紹介ということです。


ですので、つまらないだなんだ言われても一切対応できないことをご了承願います。


観終わった時に、変な意味で僕を想うのはやめて下さいね←


ですね。

君想い


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