ですね。note

思った事を書くノート。そんなブログ。

S育

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成りたくてこうなったわけじゃない。という『こう』とは何なんですかね?決して良い事ではないですよね?


でも、良いも悪いも他人の判断でしょ?自分がどう思うかでしょ?とは言え、もちろん法を犯すことは悪い事なのだけど。それは当然で論外でしょ?みたいな。


連休という形があって、非常事態宣言という形もあって、必然的により家に居ろ感が強くなった。好んで家に居るというのと、強制で家に居ろというのは全然違うわけだ。よね?それがクソみたいな自粛という弱いものでも。要請というどこか責任逃れであっても。いっそのこと妖精だったらいいのにとか。何言ってるか分からないですけど←


つまり、考える時間があると良くないことも考えちゃうでしょってこと。ね?そんな悶々とした感情から逃避するために趣味とうたっている映画を観まくっていた。遂には小説まで読んじゃった。そんな僕の暇つぶしを少しでも価値があったとするためにもココに記すなんて大袈裟だけど、ちょっとご紹介しようかなとか思う。


当然観たもの全部なんて無理だし、単なる報告でもつまらないでしょ?僕が何かしら感じた作品をご紹介しようと思う。


勘違いしないで欲しいので最初に言っておくが、紹介=面白いではない。感じ方は人それぞれだし。基本的に良い事しか書かないようにする。負のイメージは観た人が思えばいい感情だと思う。観てない人が最初に知る必要はない。と僕は思う。かと言って絶賛というわけにもいかない。僕の好みもあるが、僕の感想だ。それだけだ。それは理解して欲しい。ほし~の☆←

 

そんな話はどうでも良くて


いや、全てがどうでもいいわけではないけど、とにかく行きましょか。興味があればどうぞ。ちなみにこの記事は真夜中と言える時間に書いている。それは理解しといて欲しい。


僕の好きな映画は以前伝えているけど、セブン、CUBE、ゲームだ。これにピンとこない人はマジで厳しいのではと思う。けども、一応最近も考慮して、流行り的なものを優先しようとは思う。それが僕の優しさという逃げだ。ではいこう。

※あらすじ的な内容も含みますが、基本ネタバレなしです。たぶん。また、全てSの感性による内容なのであらすじちげっ!とか、お前ぶっ飛んでんな!的な感情は自分で処理して頂きたい。ごめんちゃい←

 

DON'T BREATHE(ドント ブリーズ)


最近続編が公開されている作品。正直これに続編あるのかよと驚いたくらい中々ショッキングな作品。ジャンルとしてはスリラーなのかな知らんけど。監督はフェデ・アルバレス。ドラゴンタトゥーの女の続編である『蜘蛛の巣を払う女』の監督と言えば分かる人もいるだろうか。いねーか。まっいいや。


田舎の大学生(失礼)みたいな3人が大金欲しさに盲目のジジイの家に盗みに入るってんのが大まかな内容。難なく潜入成功すると何やら頑丈な鍵がかかっている扉を発見。大金はココにあるのか?ってことで家主のジジイを眠らせて実行しようとするが何故かジジイが覚醒しちゃってえげつねー反撃しだしちゃったよお前さん。


目が見えないというのが唯一の弱点?なはずだけど、逆にメリットになっちゃったりそりゃねーよ!て叫んじゃいたくなるのは当たり前。盲目な分聴覚が尋常じゃねーわけ。正にタイトル通り呼吸をしちゃいけない、息をしちゃいけないわけで、観ているこっちも一緒になって息を止めちゃうハラハラドキドキを越えたぜぇーぜぇーバクバクな演出ですのよそこの奥さん!


途中えげつねー内容もあるけども、考えようによっては合理的かとか思ったりしたのは内緒の方向で。これでもかと二転三転していく展開にきっと酸欠間違いなし。実は最初からショッキングな映像から始まるこの映画をあなたは観る気になるのだろうか。


ちょっと似た作品では『グッドネイバー』なんてのもあるけど、比にならないくらいこの作品はヤバヤバッス。普段ジジイジジイと馬鹿にしているそこのあなたは観といた方がいい。僕は最近ジジイには優しくしています。つもりです。嘘です。はい。

 

ドント ブリーズ


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HAUNTER(ハウンター)


CUBEの監督の作品って言ったら、何となくそそられるでしょ?ある意味CUBEかもって感じがした作品。ジャンルはスリラーなのかな?ホラーも??監督はヴィンチェンゾ・ナタリ。覚えとくのもありかもね。


あんま多くを語れないので手短に済ますけど。少女が目覚ましで起こされる。まぁ~朝だからしょうがないけど、何やら様子がおかしい??チグハグは会話の中にトゲがある少女。あんたまさか反抗期なの?そんなこと思ってたらあらやだ奥さんリバイバルかしら?そんな印象(どんなだよ


毎回思うけどこの監督の発想が凄いなとちょっと感心しちゃう。そう言えばラバーガールで似た設定のコントあったような。正確には視点なんだろうけど。あらやだネタバレ⁉


何故か繰り返される日常、でも少しづつズレ出した世界、謎の洗濯機の奥、誰かが呼ぶ声、ここはどこ?私は誰?1つ1つ明かされていく謎を知った時、もうあなたはこの世界に監禁された証拠です。オイッス。理解できるようで理解しきれないもどかしさが続くストレスがパッと解放された時、最大の問題に気づく。どうしたらいいですかー?


最後のシーンはCUBEを彷彿させてるのがニクイ演出とか思ってるのは僕だけじゃないはずだ。とは言え、観るか観ないかはあなた次第。きっと思っているほど怖くないとだけ助言しとこう。なんてことねーよマジで←

 

ハウンター


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THE PRESTIGE(プレステージ)


MEMENTOメメントの監督って言えば映画好きの方なら分かるでしょう。でなければTENETテネットの監督と言えば興味でるでしょ?ジャンルはミステリー?そんな感じ。監督はクリストファー・ノーラン。もう有名でしょ?


2人の若きマジシャンの成長と対立と決着てな感じなのかね。マジックショーで起きたある事件をきっかけに2人は憎しみを含んだ対立をする。やられたらやりかえす、そんな子供みたいな抗争が続いていく中で、結末を迎えるのだが…


過去、現在と場面を変え、物語は進んでいく、あの時は何?今は何?観終わった後確かめたくなるのが、何か含みを残すのが、この監督のよくやる演出であり、良さだと勝手に僕は思ってる。必ず誰かと話したくなる、答え合せがしたくなる、そんなお決まりの内容にあなたはそそられるはず。


ちょっと古い作品なので、当時としては衝撃なのではと想像できる作品。令和に観てどれだけ驚けるかは、あなたの良心しだい。じゃないかな。正直、上記で紹介した作品と比べると衝撃度は優しいと思うけどそれも人によりけりってね。気づいちゃうと損しちゃうのよね。あ~ひねくれてる自分が嫌い。いや大好き←


ノーラン監督の代表作と言われてもおかしくない作品みたいなんで観といてもいいかもね。僕的にはテネットは観といた方がいいぞ←

※この動画はもしかしたら消される可能性があります。

プレステージ


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THE GUILTY(ギルティ


観たかった作品で正直忘れてたのを思い出して。この作品は小説みたいな不思議な作品。ジャンルは…何だろ?スリラーになるのかな?監督はグスタフ・モーラー。なんと長編デビュー作っていうんだから驚いちゃうわけよ。言語はデンマーク語ってのも新鮮でしょ?


主人公は緊急電話のオペレーター。つか一瞬ジョン・トラボルタかと思ったのは僕だけじゃないはずだ。まっそれは良いとして、ある女性からの電話が事件を想像させる。そんな始まり。


前半は独特の長い‟”と、代わり映えしない映像、そして、いまいち進展しないストーリーに退屈するかもしれない。正直僕は寝かけたね。だが、ある事実を知ることになり、この事件がとんでもないことだと気づく。いやまだ気づいていない。まだまだ気づかせてくれない。だから寝てなんかいられない。


タイトルの意味でもある有罪とは何かが問われる作品。罪とは何か、正義とは何か、後半部分ではそれぞれの登場人物の背景が知れて、深みを増していくストーリーをあなたは受け止めることができるのか?


全ては電話の声でしか知ることができない。だからこそ、製作費かかってないんじゃないかとか思っちゃうほど、場面展開はほぼない。ないが、ストーリーの展開は一筋縄ではいかない。


面白いとか面白くないではない。‟凄い”その言葉がこの映画の正しい評価ではないか。そう思う。でも、つまらない人にはつまらないのも確か。その評価の全てはあなたのイマジネーションにかかっている。想像力を働かせれる自信があるなら観ればいいじゃん。吹替え派もこの映画は字幕がいいのでは?と助言しときます。

 

ギルティ


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さて、映画は実際もっともっと観たんですけどね。プラットフォーム、イミテーション・ゲーム、ナイブズ・アウト、ゾディアックとか、虎狼の血とかも、その他まだまだ観たけどもう僕が飽きた説明するのごめんちゃい 笑


てことで、じゃあ中々タイムリーだと思うので小説をご紹介。


この小説は友人の紹介で知って、kindleでダウンロードしてたわけ。そしたらとあるTVで紹介されてて、あん?て、こりゃヤバイて、早いとこ読まないとって感じだったので急いで読んでみた。そもそも僕はミステリーというか推理系しか読まないので一応興味があったわけなのだけど。


とは言え、僕は強いて言えば道尾秀介派ってわけで。後にも先にも『向日葵ひまわりの咲かない夏』を越える衝撃的な作品はないと思ってる。賛否両論が凄かったようだけど、何が否なのか不思議だった。反則だとかなんとか意味分かんねーしみたいな。小説らしい小説というか小説だからこそを描いた小説というか。そう思ってる。


とにかく、そんなとち狂った僕が読んで思ったってことを紹介しようと思う。いや泣いてねーし←

 

花束は毒


織守おりがみ きょうや』とういう作者の本は初めてだった。女性っぽいなって感じた。まっ女性だから間違いないのだけど。


主人公の大学生(男性)が知り合いのために探偵事務所を訪れるが、そこの探偵がなんと過去にも会ったことのある中学時代の先輩(女性)っていうのが本筋のシチュエーション。依頼内容はごく簡単。知り合いが何者かに脅迫されているらしいので、その犯人が誰なのか調べて欲しいそんな内容。


すごく読みやすい。そして読むのをやめたくない。読みなれた人であれば1日あれば間違いなく読み切れると思う。読みなれてない人でも優しい内容だと思う。何が優しいかって小説してますみたいな変な難しい表現もないし、カッコつけたような洒落た表現もない。それが悪いわけでなく、それが良い。単純に内容が良いので必要ないって感じ。


正直数々の推理系を読んでいる僕としてはすぐ1つの疑問が浮かんだ。が、それも読み終えてみれば作者のミスリードだったのかもしれない。何故ならその答えは終盤前に明かされる。と同時にさらなる謎も明かされる。何なんだよ一体!そんな感情。


事件の概要は勘の良い人ならわりと答えが分かるかもしれない。僕は想定できてしまった。読み終わらずして全てがわかった。気でいた。それが分かったところで実はこの話は終わらない。終わらせてくれない。読み終わった今も尚。終わらないんだよ…


知りたいという思いが、やがて知って良いのかに変わった時、あなたもうこの小説の魔の手に落ちている。


友人とは何か、恋人とは、家族とは、被害者とは、加害者とは、幸せとは、罪とは……謎を解けば解くほど、いくつもの『問い』が生まれてくる。問いかけてくる。その問いにどれだけ答えることができるのか。どれだけ受け止めることができるのか。もしも、あなただったら……


最近の作品みたいなので、暇なら読んで悩んで欲しい。無理すんな←


僕なら……


てなとこで、いいっすかね。恐らく僕は圧倒的な束縛感というか監禁感のある作品により興味があるのかもしれない。その状態からの、そのストレスからの解放を、得たいとか思っているのかなとか。僕は何か不自由を感じながら生きているのだろうか。自由を欲しているのだろうか。そんな自己分析中。当たってねーけど。


そう言えば、完全に吉岡里帆目的で『パラレルワールド・ラブストーリー』も観たっけな。終始ほぼほぼ吉岡里帆が悲し気な表情だったので、何だかモヤモヤしていたわけだけど。とは言え、『見えない目撃者』に比べれば全然マシなのだけど。

パラレルワールド・ラブストーリー


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正直何の前情報も知らないまま観たけど、ふと思ったわけ、アレ?これ東野圭吾じゃね?て。分身のときのような切なさが似てね?みたいな。そんなに東野圭吾読まないのに。不思議よね~(何の話


まっとにかく、僕はこうやってSになっていくと。より良いSを目指していくと。と言ってももっと多くの作品を観て、読んで、いるわけだけど。かと言って全てに影響を受けているのかどうかも分からないわけでもあるのよね。アーメン(何?


まぁ~小難しいことは置いといて、あなたもどうですか?僕に、Sに、なってみませんか?


あなたの中に僕を、Sを育ててみませんか?

 

メリットねーけどな


ですね。

Midnight


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