たまに記事にしているが、よく周りの会話がネタになっている。決して盗聴などの類いではない。ないのだよ(誰?
でも勝手に聞こえてくるだけとも言えないわけで、聞こうとしているのかもしれないわけだ。チューニングしながら面白そうな会話を受信したいわけだ。
とは言え、毎回毎回そう面白い話題に遭遇するわけでもなく、聞こえもしない時もあるわけで、本当に偶然の産物ってな感じだと思ってはいるのだけども。
ただ、まぁ僕が興味を持つか持たないかのジャッジもあるわけで、もしかしたら僕以外が聞いたらクソオモレーこともあるのかもしれない。そうかもしれない。しれないのだよ(誰なんだよ
そんな中、僕的にはオモレーと思ったことがまたあったんだ。受信したんだ。
約束が流れて店で1人テーブルで酒を飲んでいた時だった。個人的にはシブイぜとか意識していた。だが世の中ではドタキャンされてかわいそうな人と見られるらしく、軽く英語を交えるとロンリー野郎となるらしい。ドスコイ(どした?
そんなダンディズムをこれでもかと撒き散らしていた為、そのほのかな香りに誘われたのだろうお客が入ってきた。恐らく看護師さんか介護士さんか、どちらからしい女性3名が来た。所謂女子会が開かれようとしていたわけだ。とは言え、勝手なアレなのだけど。
その中の1人が「夜勤明けの時なんだけどさ」と、これからエピソード行きまーすみたいな思わせ振りなこと言いやがるんで、必然的に僕はより聞こえるように集中して聞き耳を立てていた。
早朝に放送されているテレビ寺子屋という番組で言っていたことと、全く同じことがあり、同じように思っていたという奇跡の一致のような話というのが内容なわけで。僕としてはなるほどなと感心した話だったわけで。母さん、母さんが見たきれいな雲はあれかなとか蛍と探したりしています(は?
ルールルルルルル
とにかく内容はこうだった。
二人のお婆ちゃんが入院なのか入室なのか居ましたと。どちらにも面会で娘さんが来られるわけですけど。
お婆ちゃんをそうだな、AとBとしますか。Aのお婆ちゃんに面会に来た娘さんは言うわけです。
「ほらお母さん、またペットボトルのキャップ開けっ放し!こぼれちゃうでしょ?」
「汚しちゃうんだからちゃんと閉めてよ。いっつも言ってるよね?ね?ちゃんとしてよ。」
良くあるというとアレだけど、目にする耳にする光景のような気がするわけですが。一方Bのお婆ちゃんに面会に来た娘さんはこう言うわけです。
「あーお母さん水飲んでたの?まだこんなに入ってるからこぼしたらもったいないよね。ちゃんと閉めようね。」
その差歴然なわけだけど、どちらの娘がどうのこうの言いたいわけじゃなくて。ズバリ何が言いたいかというと、Aのお婆ちゃんとBのお婆ちゃんのそれぞれの育て方の違いだなと。そういうことらしい。
その看護師だか介護士だか分からない女性が言うには、その寺子屋で言っていたのは
子供への躾(しつけ)は後々自分に返ってくるんだよと。
そういうことらしい。僕は正直これを聞いてなるほどなと、僕も一人寂しく飲んでますけど共感しましたよアピールでウンウンうなずいていたわけだけども。単に良く噛んで食べてる人に見られたようだ。やんのかこの野郎!
僕はこの話を聞いて気づいちゃったわけなんだけど。親子関係だけじゃないよなって思ったわけですよ。というのも上司と部下も結構そういとこあるよなって思うわけです。
普通…というか僕が思う普通なんですけど。嫌な上司とかいる場合、あんな風にはなりたくないなーと思うと思うんですよ。気をつけようとかね。ね?
でも実際、結構な確率で嫌な上司と同じ言葉遣ったりするわけですよ。同じことしたりしてるわけですよ。えっと僕ではなくて他の人がですよ。見かけるんですよ。耳にするんですよ。
つまり、その人は上司からあんなこと言われてたんだろうな~とか、あんなことされてたのかとかね。思っちゃうわけですよ。
ただ、親子関係と違うのは、自分に返ってこないってことだけど。だけども、社内の多くの人間に嫌われるってのがオプションではなく、標準装備であるってんのが良いのか悪いのか、いや悪いに決まってるんだけども違いなわけね。
ってことを会社で話したわけ。すると何故かどっちが良いかと、自分がなるならどっちだと、究極の選択みたいな感じになったわけだけども。全然究極じゃねーしと、即答で僕は親子関係の方って言ったわけです。
理由は簡単ですよ。怒られるってのは確かに良い気はしないけど、社内で多数から嫌われるに比べたら大したことじゃないわけですよ。それこそ躾の仕方で怒られないわけですからね。って思うんですけど違います?
とりあえず会社で話をしたというのも関係したのかもしれないけど、親子関係の方を全員が選んだわけですよ。話をした相手全員がですよ。
当然選んだ理由も僕と同様のことを考えてのことだと思ってたわけだけど、後輩だけ少し違っていたわけなんです。
『絶対親子ッスよ。だって…
注意されてることすら理解できてないから余裕ですよきっと』
(老化現象自慢!?)
何故後輩はこれほどまでに自らの老いる力を疑うことなく信じきるのか謎ではあるのだが分からんでもない、寧ろなる可能性が強いかもしれない内容なわけだ。
「何言ってんだよ~」
と、ガヤガヤと盛り上がったわけだけども。そのガヤの中に埋もれながらも爆発的な存在感を放つ「その前に結婚できればね」の言葉を放った女性社員を僕は心の中にある、敵にしたくないほど心の腐った奴リスト通称ブスノートにそっと刻み込んだのは内緒の話である。
ちなみにそのブスノートに最初に刻まれた名前は僕自身だ。
集え同士よ!!の問いに『どうしよ』とかのダジャレを返す人はブスノートに刻まれないので安心して欲しい。
おしまい(何の話だったの?
ですね。