ですね。note

思った事を書くノート。そんなブログ。

ただただ

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ただただ…ひたすらに…

 

組織の中に僕は居る。


海賊王に俺はなる風な言葉の響きだが全く意味は違う。違うのだよ(誰?


僕の居る組織とはもちろん会社と成るわけだけど、それ以外の組織に居るのかもしれないのではとか、ふと浮かんだ浮かんできた。もしかしたら誰しもが組織と呼べるモノに属しているのかもしれない。とか。


最大で言えば地球。地球人というある意味組織に属している。と言えないかな?強引かもだけど言えなくもない。なくなくなくなくない?よね?


じゃあ最小は?ってなるわけだけど。なるわねそりゃね。うーん、家族?夫婦?恋人は違うか…うん?


ってなことを考えてた。考えていた。

 

ただただ…


答えはでない。いや出そうともしていない。不意に出てしまう屁とは大違いなんだ。もれなく出てくるような、いやある意味漏れているのだけどもお得ではないのが屁。屁なんだよ(お前バカだろ

 

そんな話はどうでも良くて


とにかく僕は組織って…という何のアレにもならないことをただただ、そうただただ考えていたんだよ。考えてしまったんだよ。

 

ただただ…

 

会社の女性社員が話していた。近所の子供達の話を。その子供達が話していたという内容の話を。


この女性社員は年々可愛くなっている今僕の中の注目の社員だ。いや、僕だけが注目しているわけではないわけで、皆が皆変わったよねって話している。そんな女性。女性社員。組織の1人。


ちなみにその女性社員からチョコをもらった。そうバレンタインに。ドキッとするような笑顔で渡してきた。偶然バッタリ会ったらというアレだったけど。きっと僕だけだな。という自慢。自己満。勘違いではという恐怖。真実。本日。だとしたらお得ではない。お得ではないのが屁。屁なんだよ(お前本物だろ

 

そんな話はどうでも良くて


この女性社員が言うには、近所の子供達が集まって、そこそこの声のボリュームで「中国の空気汚ねんだよ」って言ってたという目撃談を話していた。


そのピンポイントに注目するセンスもそうだし、それを伝えようとする意欲がツボだった。そんなその女性社員を僕はニンマリしながらただ見ていた。話に参加もせず。ただただ見入ってしまった。


欲を言えば、「近所のガキんちょ共が集まって中国の空気汚ねぇーとかほざいててウケた」と話していたら1ギガで、光速で、僕の心はその女性にひれ伏していたと思う。家来に、いや奴隷にすらなれたと思う。


という危険な想像をしながら、ただただその女性を見ていた。

 

ただただ…

 

あと1ヵ月もしないうちにあの日が来る。9年目のあの日が。


9年前、僕は会社で遭遇した。大きな揺れに驚くという感情を一瞬で飛び越え恐怖という感情を追いかけ追い越していた。恐怖の先に僕はいた。


笑えない状況だからか、皆笑っていた。でもそれは笑顔とは言えない笑う顔だった。そうすることでしかその時の今を受け入れれなかったのかもしれない。今思えばだけど。


光らない信号機で大渋滞が起きていた。僕は車に乗って動かない時間を車内のテレビが伝える異変をただただ観ていた。観ることしかできなかった。


理解できてはいない自分を感じていた。たかだか何インチの中の出来事が本当だと受け入れれるまで、一言も発せなかった。発することなどできなかった。流れてくる音声をひとつ残らず聞き取らなければならないと自分に課していた。


家に着いて一気に現実と認識し始めた。普段の場所が心休まる場所が壊れていたからだ。


ありがたいことに電気は復旧した。光の大切を感じていた。文明の機器の凄さを感じていた。自分の無力さを知った。知らされた。同時に自然の強さを、大きさを、痛感した。


僕は幸いにも生かされた。選ばれたとか思わない。たまたまだ。たまたまなだけだ。


そう思えるまでにも時間がかかったのも事実だった。最初は怒りしかなかった。僕より数倍いや数百倍も大変な残酷な状況になっている人達が居たのにだ。余裕など1ミリもなかった。なかったなほんとに。


てことをこの時期に嫌でも思い出してしまう。考えてしまう。何故か何故だか。


それを嫌とは思わない。思わないようになった。だから僕は存分に思い出すことにしている。考えることにしている。ただただ、ひたすらに。

 

ただただ…


自分では選択できない感情。それがただただかもね。


少なくても海外のホテルの前で、シャッチョサン~オプションただただダヨ~の意味ではない。


無理にでもふざけて逃げようとする行為でもない。


いつから僕はこうなったのかな。真面目でいることをいれることを隠そうとするのかな。知られたくないのかな。知って欲しいのに。聞いて欲しいのに。


気づいて欲しいのに。

 

ただただ…

 

ただただハズイんだろな


ですね。