ですね。note

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電母それは女性の姿の雷の神様なんですって

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未曾有の・・・東日本大震災の時に初めて知った言葉。まさかこの言葉をまた聞くとは思ってもなかった。


ここに来ても政府は自粛という言葉で微妙な責任逃れをしている気がする。日本らしいと言えばそうなのかもしれない。即命令とか有り得ないだろうし、反感も凄いだろうし、何より補償できないだろうからやらないだろうけど。


そんな中、政府或いは東京都知事から3つの密の話がでた。まさにみっつなわけだけど。

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出典:厚生労働省


密閉空間、密集場所、密接場面を避けろと。じゃないと集団感染するぞと。クラスターだぞと。その確率高いぞと。そんでもって外出自粛しろよと。


なもんで買い溜め行為でスーパー繁盛。でもそれこそ正に3つの密でしょってやつ。至る所で揶揄されてる。


そんな今最も危ない場所スーパー。そのスーパーに集う猛者達の中で一際(ひときわ)大きな声で話す集団。正にオーバーに話す集団通称OVERちゃん軍団が居た。我が日本ではこの人達をおばちゃんと名付けているらしい。


そんなOVERちゃんことおばちゃんを筆頭に家庭の神様である母と呼ばれる人達が一族繁栄を願い、この危険な場所スーパーに集っていた。


そんなスーパーでの出来事。


ただただ納豆が切れたため買いに来たという僕は、正に場違いだった。かごに納豆が3パックのみ。3つの密ではなく3つの腐った豆だった。


そんな僕を見て、見知らぬOVERちゃんの一人が「それだけじゃ足りないでしょ。これも食べなさい」と何故かかまぼこをカゴに入れてきた。聞いてもいないのに「大丈夫、まだいっぱいあるから」と言い去って行った。


かまぼこって・・・・・


大きなお世話でもあり、ありがた迷惑でもある。あるのだが、何故か安心した自分が居た。


最近のニュースで買い占め買い占めと、自分さえ良ければな世界を感じていた。あの世界が称えた東日本大震災の時の譲り合い精神の東北の方々と同じ日本人なのかと、同じ国なのかと、どうしちゃったんだと、そう思っていた。


だけどどうだ。この田舎と呼べる場所で、危険区域と呼べちゃうこのスーパーで、知人ならまだしも見知らぬ赤の他人のためにというおもてなしの精神にまさかふれられるとは。まだまだ日本も捨てたもんじゃないなと。


まぁ~ただ、かまぼこの意味は分からないのだけど。かまぼこ以外が良かったのだけども。つか、もしかしたら知り合いなのかもしれないのだけど。結局支払うのは自分なので、それほど嬉しいわけでもないわけで。


とは言え、心なしか笑顔になった僕は、さっさとレジを終え駐車場に向かった。


自分の車に乗り込もうとしたその時、さっきのOVERちゃんに遭遇した。ちょうど自分の車を停めている斜め後ろがどうやらOVERちゃんの車らしいのだ。


ただ、相手は僕に全く気づいていない。車のドアを開け、買った荷物を座席に置きながら、何やらわちゃわちゃしていた。今がチャンスと先程のお礼をしようと近づこうとした瞬間、大きな声でOVERちゃんに近寄って来る女性が現れた。


「お母さん来てたの?」


どうやらOVERちゃんの娘さんらしい。とは言え、その娘さんの側に小学3年生くらいの男の子がへばり付いていた。その娘さんも立派な母親なのだ。


きっと素敵な親子のはずだ。おもてなしの精神を受け継いでるに違いない。そしてそのガキ子供も。僕はその親子の会話を壊さないよう、挨拶のタイミングをうかがっていた。


「さっきシンちゃん(仮名)に会ったわよ」


「えっ?居たんだ。知らなかった」


「そう言えば、この間マサ君(仮名)が1年生の時の担任の先生に会ったわよ」


「えっ嘘!?2年生の時に急に転勤したでしょゴニョゴニョ」


一語一句覚えてないし、それほど近くでもないのでうまく聞き取れないけど確かこんな感じ。


OVERちゃんと、OVERちゃんの娘さん推定30歳前後と、その娘さんの息子のマサ君が居たわけ。


とにかくOVERちゃんの声が大きいのでだいたいは理解できたが、正直わざわざ今しなきゃならないのかと思える話の内容だった。立ち話とはそんなもんですよね。


そろそろお礼に割り込むタイミング的にどうかなと思った矢先、思い出したかのように娘さんが声をあげた。


「分かった!タナカ(仮名)先生でしょ!気になってたのよ。ねぇ、マサくん。1年生の時の担任の先生、タナカ先生よね?」


「違うよ。タナベ(仮名)先生だよ」


「あータナベさんだー!」


この先生の名前発見がトリガーだった。

 

 

「タナベサンダーー!!」


正義の戦士タナベの必殺技タナベサンダーってのがあるのか知らないが、少なくとも母親が叫んだ瞬間から20回は叫んでいたであろうマサ君。時折タナベを繰り返し忘れた頃にサンダーと付ける。正直何がそんなにハマっているのか理解不能だった。


僕は挨拶をあきらめ車に乗ろうとした時だった。

 

 

「いい加減にしなさい!」
(お母サンダーー!!)


母親の必殺技お母サンダーが炸裂した。一瞬でタナベサンダーを抑え込んだそのパワーに世界中が驚愕したはずだった。母は強し。正にその瞬間だった。


まだまだコロナの被害は続きそうだ。でもそんなモノにも負けない強さがここにあった。子供を守る、家庭を守る力の前ではウイルスなど屁でもないはずだ。でも予防はしようね☆


この危険地帯スーパーで生き抜く母は最強なんだ。最高なんだ。


そう、きっとそうに違いない。何故なら・・・

 

 

 

母はカミなり


母としてのあなたも、あなたの母親も神様なんです。おふくろサンダー!


そう言えば、次の日に偶然OVERちゃんと再会して分かったことがあるんです。

 

「さっきシンちゃん(仮名)に会ったわよ」


どうもこのシンちゃんって方と勘違いしてたみたい。おバカサンダー?でもだからってかまぼこって(笑)つか似てるのかな??


何はともあれ、様々なことが起きてますけど、日本はまだまだ安泰ですかね?


と、言いたいし、思いたいし、そうであって欲しい。


決して降参ダー!は発動したくないですよね?


ですね。