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便利な世界に生きている

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比べる時代や世界でどうとでも言えるのだけど。だけども。今は便利な世界なはずだ。


分からないことはネットで調べることができる。しかも1人1台といっていいスマホで。もちろんパソコンでも。


行きたい場所、それこそ生きたい場所にだって人力以外で行ける。自動車、電車、船、飛行機。海を、国境をも越えることが出来る。


遠くの人と話すことができる。なんなら顔を見ながら。思い出を動画で共有することだってできる。


欲しいモノが買いに行かなくても家に届く。現金を持っていなくてもモノが買える。食事ができる。


最新の情報がすぐ知れる。全世界に自分の言葉を発信できる。全世界の人の言葉を受信できる。


何が便利で何が不便かは人それぞれだけど。この世界は概ね便利だと言っていいと思う。


そう、僕らは今、便利な世界で生きているんだ。

 

 


深夜と呼べばいいのか、早朝と言えばいいのか、正に難しい時間AM3:45頃に着信した。クソがっ!


すこぶる寝起きが悪い僕は、怒りの半目のままクソ野郎な発信者を知るため全集中していた。


暴言の呼吸・・・

 

プチッ(あっ

 

切るを押した
(うそーーーーん)


全集中で切る。正にKILL

 

どやさどやさ


すると、驚いたことに何年ぶりなのか、それこそ何十年ぶりと表現してもおかしくないであろう留守電にメッセージが入ったらしい。恐らくそのクソ野郎からに違いない。目がかすんでまだ誰だかよく分からないが、無意識に着信を切った直後に留守電が開始されたことから間違いない推測だ。


こんな微妙な時間に電話してきた貴様は誰なんだ・・・


操作に苦戦したが何とか留守電のメッセージを聞くことができた。

 

 

 

《あの~Sちゃんかい?〇〇だよ。お願いがあってさ、電話出たら電話してくれるかな?えっと電話番号だけど090の何だっけかな・・・じゃあね》

 

 

番号通知されてますけど


結局、叔母でなく伯母だった。スーパー認知症の。何のお願いよってヤツ。番号言うとかいつの時代なの?全く言えてねーけど。


即留守電のメッセージを消した僕は、未だ電話をしていない。してあげない。する気などミジンコもない。ゾウリムシもない。ミドリムシだってない。アオミドロだっ(もうええて


と思っていたら伯母から電話がきた。


内容的には電話したけどって確認をしてきたので、問答無用で「やりましたよ」って言っといた。勿論何のことか分からないけど。


えっ?ひどい?いやいや・・・まともじゃないんだよ相手は。深夜とも早朝とも呼べない時間にゲリラで電話してくるような相手だよ。こっちもまともに対応するわけねーだろ。ボランティアじゃねーんだよ。やるなら僕ではなく、実の息子がやれやって話。つか金もらっても誰がやるかってんだ人間全くできてねんだよ僕は。はやく人間になりたいって人間以下かよ!こう見えても生きてるんだよだって人間だもの。みつを(違います

 

そんな話はどうでも良くて


とにかく、いかに便利になろうがなかろうか、いつの時代も嘘は通用するな(嫌な感じ~)


騙されないように生きないとね(どの口が・・・)


つか、そもそも何のお願いだったんかな?まっいいや。


誰だって好き好んで病んでないし、誰だって何かしらに悩んでんだよね。なら、しゃーねわな。僕だけじゃないし。


じゃあ笑っとこ。ね?あんたも笑っとけ。


とはいえ、伯母と何気にある意味通じ合ってるかもね。話通じてるし。それもいいか(笑)


いくら便利になっても、生きづらいことは変わらないのかな?それとも変われないのかな?


検索して答え出るといいのにな。でねーだろうけど。


結局笑うしかねーな。


笑うって便利だな


ですね。