男としての悩み。金玉が痒い。玉の裏が痒い。股間が痒い。かゆくて寝られない。かき過ぎて血が出る。
分かる。分かるぞ同士よ。そのつらい症状を何とかしたい。そう思う君達にやっと伝えることができる。その症状を見事打破した僕の戦いの全てを。
喜びの声頂いております。感謝です。
時間がある人は最初から読んで欲しい。急ぐ人は残念だが自分の現在の症状を選んで飛んでくれ。分からない人は軽い方から読むと良いだろう。と、思うよぉ~(誰なの?
ではいこう。
はじまりは突然に
忘れもしない2017年。体外調査を行っていた時だった。体の南方面に差し掛かったちょうどその時。
「兵長!神木のふもとから巨人出現です!」
「なんだと?」
その声に反応し、ふもとを見るが姿がない。しかし、みるみる隊員が襲われ、我々は逃げるしかなかった。
姿なき巨人。そう痒みの巨人との出会いだった。
この瞬間から神木のふもとにある神の都ことゴールド・ボール・シーナ(金玉袋)が占拠されてしまったのだ。シーナて何だとか聞くんじゃない。
しかし、我々人間もバカではい。必死の抵抗で、ボール・シーナ(玉袋)の左側は奪還できた。しかし、依然としてボール・シーナ(玉袋)の右側は占領されたままであり、しかも壁面は傷だらけとなっていったのだ。
この時から、我々、玉の裏調査兵団によるゴールド・ボール・シーナ奪還作戦が始まったのだ。
当たり前だが、作戦を遂行するには念入りな状況調査が必要不可欠だ。その中でも、今までの戦いの戦歴は大事な財産なのだ。まずはその全てを順を追って話したい。と思うよぉ~(だから誰?
戦いの全て:初陣
最初は単にムレて痒いのだと、そう信じていた。夏だったことも、その理由と言える。
しかし、その痒みは次第に範囲が広まり、朝晩問わず襲い掛かってきたのだ。そこで、真っ先に投入したのが、定番と言えるコレだ。
そうデリケアM's(エムズ)だ。柔らかなクリームで滑るようにゴールド・ボール・シーナ(金玉袋) の壁面に塗り付けるだけだ。ドラッグストアで簡単に買えるので安心して欲しい。
スースーと爽快に痒みを抑えてくれる。風呂上がりにさっとをテーマに続けること3日目で効果が出始めた。いける。いけるぞ。
そう信じ、痒みが出始めたら使うを繰り返していた。通常はこれで十分だ。十分のはずだ。
現にこの処置で2017年は乗り切ったのだから。症状がひどくないならまずはコレを試してみてはどうだろうか。
戦いの全て:再戦の時
それは忘れかけていたなどという甘いものではなかった。何故なら、存在に単に慣れてしまっていただけなのだから。
デリケアM'sという兵器の使用で痒みを忘れさせようとしていたのだが、今思えば、冬を越え春になっても、定期的に使用しているのだ。当たり前のように。
つまり我々はまんまと痒みの巨人の罠にはまっていたのだ。
2018年夏。ついに奴が本気をだしてきた。そう、痒みが強まってきたのを感じたのだ。
相も変わらずデリケアM'sを塗っていたのだが、何故か治まらない。それどころか、夜な夜な寝ている間に無意識にボール・シーナ(玉袋)の壁面をかきにかきまくっていたのだ。
新たな痒みの巨人の攻撃に我らがボール・シーナ(玉袋)の壁面は傷だらけになっていったのだ。
しかし、ただ指をくわえて見ているわけではない。我ら玉の裏調査兵団として、新兵器の使用を決めたのだ。それがコレだ。
そうムズメンだ。デリケートゾーンと言えばラナケインという言葉があるように、ラナケインシリーズのムズメン。ドラッグストアで十分買える品物だ。我々は大きな戦力を得たわけだ。
きれいな状態で使うのが基本だ。いつもの風呂上りに、さっと塗るのがベターだ。
デリケアM'sよりは硬めであり、のびづらいクリームという感覚だ。とは言え、比べればであり、塗るのが困難なわけではない。逆にしっかり塗り込もうという気持ちになれる気がする。
塗り心地は悪くない。刺激もないので、爽快な気分とはならないが、痒みは治まる。間違いなく。
使用後のボール・シーナ(玉袋)の壁面は、徐々に古い皮膚を剥がすかのように、ボロボロとむけていき※1最後に生まれたてのようなツルツルの壁面へと変化していったのだ。いける。いけるぞ。
※1 あくまでもSの実体験であり、必ず皮膚がむけていくわけではないと思われます。ご注意を。
我々は勝利を確信していた。駆逐できたのかもしれないと。
まだまだ、症状が軽い人は十分効果のある兵器だ。ぜひ、使用してみて欲しい。
戦いの全て:進化
もう駆逐完治間違いないだろうと高を括(くく)っていたのだが、世の中そうは甘くなかった。
いや、通常は治るはずなのだ。だが、我がゴールド・ボール・シーナ(金玉袋)はただのただれという状況ではなかったのだ。ネット中の同士達の言動から、どうやら陰嚢湿疹(いんのうしっしん)に侵されているということがわかったのだ。
痒みを抑える術として使用してきたデリケアM'sやムズメン。効果はあったが、すでに敵はそれすら効かないほどに成長していたのだ。姿なき巨人。痒みの巨人の進化が始まっていたのだ。
時期的要素であろうが、11月も中旬となり、乾燥時期と化してきた影響で、より一層の傷の痛みが増加していったのだ。ひび割れと化した我がボール・シーナ(玉袋)の壁面は、完全に崩落寸前となっていた。
どうするべきか。もう病院しかないのか。
ネット中の同士達も最後に病院へ逃げ込んでいる。いや、決してそれは間違った行為ではない。むしろ勇気ある行動と言えるのだ。いや勇気としか言いようがないわけだ。
どの面下げて、知らないおっさん(医者)に、我らのゴールド・ボール・シーナをお披露目しようと思えるかということだ。しかも、傷ついたボール・シーナを見せるなど、恥ずかしいなどという言葉では表せれない感情なわけだ。どう考えても知らないジジイに好き好んでマイ袋とマイ象さんを見せる気になれるのかというわけだ。
神木は隠していいのか?ボール・シーナは触られる?素手なのか?右手でか?様々な不安の中、それを選択した勇者達を僕は非難などできるわけもない。いや賞賛に値する行為なわけだ。
しかし、僕も鼻くそ調査兵団、耳垂れ調査兵団、そしてこの玉の裏調査兵団と3調査兵団を渡り歩き、率いてきた男だ。今までの部下達の為にもここで戦いをあきらめるわけにはいかない。誰だ今クレイジー野郎とか言いやがったのは!
とにかく、何かあるはずだ。そう同士達の言動に耳を傾けていると、あるキーワードが出てきたのだ。
いけるぞ。いける。全部駆逐してやる。
戦いの全て:心臓をささげろ
単に『ただれ』ぐらいと思っていた症状が陰嚢湿疹(いんのうしっしん)だと分かったからには、攻撃方法を変えるしかない。
数々の同士達が病院の力を借りているわけだが、そこで興味のあるキーワードをみつけた。
それはステロイド剤。確かに怖いと思われている薬だが、使い方さえ間違わなければ素晴らしい武器だ。
とはいえ、デリケートゾーンと呼ばれる箇所に使用できるものがあるのか。いや病院という巨大組織にはあるのだろが、我ら玉の裏調査兵団でも手に入れれるのか。
そんな中、過去の戦いの中に、重大な武器があることを思い出した。それは・・・
そうこのベトネベートN軟膏。耳垂れ調査兵団の際に使用した兵器だ。気になる人はこの記事の最後にリンク貼るのでよろしくどうぞ。
とにかくこの薬にはお目当てのステロイドの表記がある。この薬の効力は知ってはいる。知ってはいるが、使用する箇所として今回はどうなのかというわけだ。
しかし、耳の中は中々のデリケートゾーンのはずだ。であれば、そこに使用した経験があるなら・・・。
もうこれは決断するしかない。心臓をささげろ!※2我が玉の裏調査兵団は心を決めたのだ。
※2 あくまでもS個人の見解のため、無理に使用する義務はありません。
Sの使用方法
狙うは風呂上がりだ。水分をふき取り、 ベトネベートN軟膏を指にとる。クリアまで行かない透明な軟膏。少し硬い感じで、正直塗り伸ばすという感じではなさそうに感じてしまうが問題ない。
傷口を中心に少しづつ塗り込んでいく。なるべく無駄に広範囲にせず、必要な個所に、必要なだけを、そう心掛け塗り込んでいくわけだ。塗り込んだ後の指はしっかり洗おう。
1日2回という目安で僕は使用していた。朝晩1回ずつという調査兵団シリーズの定番でだ。
痒みに対してというよりは傷に対してのはずなのだが、驚くほど痒みは止まる。いや、あくまでも僕ことSの場合だけかもしれないのだが。
使用して2日目ですでに、ゴールド・ボール・シーナ(金玉袋)の壁面は、修復され傷がほぼ目立たなくなった。いける。いけるぞ。
3日目で効果があると確信し、この記事を作成することを考えたというわけだ。
痒みがなくなった時点で薬の塗布は止めて大丈夫だ。痒みを感じた時だけ塗布するというスタンスでいれば、ほぼ完治できる。予防などという余計な塗布はかえって逆効果となるので注意が必要だ。(2019/1/30追記)
ちなみに、気にし過ぎかもしれないが、可能であれば下着は捨てた方が良い。汚染されているものは、洗濯だけでは原因の菌を落とせない場合も考えれらるからだ。ただ、あくまでも可能だったらだが。
まとめ
最初のただれから進化し陰嚢湿疹まで悪化させてしまったというのが、全ての間違いであろう。
常日頃から、清潔にを心掛け、ムレないような取り組みをしていれば、起きもしないことかもしれない。となれば、食生活も見直し必要かもしれない。
確かに、僕は発生が夏場というムレやすい時期ではあったが、同時にお酒の席が多かった時期でもあった。体の免疫が落ちてきたことも原因かもしれない。
とはいえ、僕はここに記した対処法により。完治と言って良い状態になった。
ただ、数々の同士達が言うように、病院という巨大組織の力には叶わない。少しでも迷いがあるならば素直に病院に行くべきだ。そしてその効果を僕に教えて欲しい。
僕は調査兵団の兵長として、このまま状況調査を進める。何かあったらすぐ連絡する。
ただ、最後にくどいようだが、これはあくまでも訓練を積んだ我ら調査兵団の戦績という記録であり、誰もが真似できるものではない。無理せず病院を選択しても決して恥ずかしい事ではない。
健闘を祈る。
ですね。